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読み方

 大和と書いて「やまと」と読むのは誰でも知っているが、証券会社の大和証券は「だいわ」だし、今は「りそな」になった元大和銀行も「だいわ」だった。だが、生保会社は「やまと生命」。正式には「大和生命」だが、「だいわ生命」と呼ばれるのが嫌で、今はロゴや通称すべて平仮名にしている。同じ漢字でも読み方が違うのは日本語の難しいところだ。
 「東海林」という名字は「太郎」(歌手)や「さだお」(漫画家)、「のり子」(レポーター)がいて、「しょうじ」と読むのが常識と思っていたが、私がいた新聞社には「とうかいりん」という記者がいる。実は「東海林」姓は秋田県と山形県に多く、秋田は「しょうじ」が圧倒的だが、山形では「とうかいりん」が優勢だという。「長谷」は、普通「はせ」だが、和歌山の紀南には「ながたに」と読む人がいる。「ながたにです」と新聞社の先輩が自己紹介して名刺を渡すと、「はせさんですね」とトンチンカンな応答になることがよくあった。
 高校時代、「飯塚」と書いて「めしづか」と読む同級生がいたのには驚いた。河野は「かわの」「こうの」、東は「あずま」「ひがし」で迷うし、米田は普通「よねだ」だが、奈良には「こめだ」姓も多い。和歌山市の小畑姓は「おばた」ではなく、ほとんど「こばた」だ。
 読み方が違う名字は他にもたくさんある。たとえば「坂上」は、「二郎」なら「さかがみ」、野々村真の奥さん「とし恵」なら「さかうえ」、DJや声優で活躍している「みき」なら「さかじょう」、そして「田村麻呂」(平安時代の征夷大将軍)なら「さかのうえ」である。
 さらに、「中田」のように濁るか濁らないかが問題ということもある。サッカーの「中田英寿」は「なかた」、「中田宏」(横浜市長)は「なかだ」だそうだ。AYUこと浜崎あゆみや「釣りバカ日誌」のハマちゃんこと浜崎伝助は、「ハマザキ」と呼ばれる度に「いえ、ハマサキです」と答える。自分の姓名については、誰でも濁点一つにこだわるものなのだ。


      
同じ「坂上」でも……(左から)二郎さんは「さかがみ」、みきさんは「さかじょう」、野々村とし恵さんは元「さかうえ」、田村麻呂さんは「さかのうえ」である


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