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十二進法


 コンピュータ時代だから、現代社会で実際に一番使われている「進法」は二進法かも知れないが、我々凡人にとっては何と言っても十進法が最も一般的で、その次が十二進法ということになる。ところで、「進法」という言葉はあまり一般的な感じがしない。要するに、二進法なら2、十進法なら10、十二進法なら12など、決められた数値になったら桁数が一つ上がる数字の表記法だが、新明解国語辞典で調べたら、まず(造語)と断った上で、「数詞に添えてその数を『基数』として採用する命数法・記数法であることを表す語」という難しい説明が書いてある。辞書を引いた方が分からなくなる典型的なケースだろう。
 今使われているたいていの単位は十進法である。保守的な英国ではお金の単位が1シリング=12ペンスという時代が長く続いたが、1971年の通貨改革で1ポンド=10シリング=100ペンスという十進法になった。もっとも、お金以外の単位、例えば長さは1フィート=12インチ=1/3ヤードという変則的12進法がまだ使われているし、物を数える時の単位「ダース」「グロス」は12個で1ダース、12ダースで1グロスという完全な十二進法である。しかし、フィートもダースも今ではあまり一般的ではない。
 十二進法が主流なのは時間とか暦とか角度といった分野だ。 時計は1から12までの数字で表記されているし、1日が24時間、1時間が60分、1分が60秒というのは、すべて12の倍数で桁が一つ上がる変形の十二進法と考えられる。さらに1年=12ヵ月、星占い=黄道12星座や、12年でひと回りする十二支、60年で元に戻る干支も明らかに十二進法的単位だし、円周を360で割った角度の単位「°」も十二進法といえる。
 お気づきのように十二進法が一般的な分野は、循環して訪れる、ぐるぐる巡り来る、繰り返されるものの世界である。一方、十進法が使われるのは直線的なものが多いようだ。


星占いに使われる黄道十二宮は、見かけ上の太陽の1年間の通り道・黄道にある12星座を一つの単位と見立てたものだ


時計は私たちが最もよく目にする「十二進法」の代表選手である(和歌山市役所正面玄関にある和歌山ソロプチミスト協会寄贈の時計)


半円に180°が刻まれている分度器も十二進法の変形である
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