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二重橋

 二重橋が皇居の正門のお堀にかかる橋だということは誰でも知っている。私くらいの世代だと、島倉千代子の「東京だよ おっ母さん」という昭和30年代のヒット曲の「ほら、あれが二重橋 記念の写真を撮りましょうね」という一節をすぐ思い出すし、今でも東京見物の団体が必ず必ず記念撮影する場所である。
  でも、本当はどれが二重橋か、そしてなぜ二重橋というか、これが意外に知られていない。実は私は必ず写真に写っている正門前の石橋が二重橋だと思い込んでいた。眼鏡みたいにアーチが2つあるので二重橋というのだと単純に考えていたのである。ところが、ある人は「いや、それは違う。あの石橋と、その向こうにある鉄橋が二重になって見えるから二重橋というのだ」と言う。なるほど、そう思って見ると眼鏡みたいな橋の向こうに鉄の橋が確かにある。「そうだったのか」と己の無知を恥じていたら、これも違っていた。
 平凡社の世界大百科事典によると「世俗に石橋の方を二重橋と思ったり、石橋、鉄橋と二重にあるので二重橋というと考えたりしているのは誤りである」と一刀両断にされている。本当は「二重橋は江戸城時代に木橋であった時、地勢と技術との上から、橋桁を一つつくったその上に、さらに橋をかけた二段づくりになっていたために、この名がある」のだそうだ。「トリビアの泉」風に言えば、これは「へえ」いくつぐらいだろうか。
 ところで、営団地下鉄千代田線には「二重橋前」駅がある。東京出張の折、二重橋の写真を撮ろうと思い、霞ヶ関の官庁を回った後、地下鉄に乗って二重橋前駅で降りた。そこから歩いたら、橋の前まで何と10分以上掛かった。看板に偽りありである。
 下の地図(Yahoo Mapsより)で見ると、二重橋に一番近いのは有楽町線の桜田門駅で、200bから300bは違う。お出かけの節は、桜田門駅下車ルートをお勧めする。

  

 
左の写真の橋は二重橋ではなく、通称メガネ橋という。メガネ橋の奥にかすかに見えるのが本物の二重橋(写真右)である。今の鉄橋ではこれがなぜ二重橋と呼ばれるのか、説明を聞かないと分からない

Yahooの地図も手前の橋を石橋、奥の橋を二重橋と書いている。
もっとも「二重橋」という表記は中途半端な位置にあって両方を指しているように見えないこともない。
地下鉄「二重橋前」駅は地図右端の和田倉門あたりで、「桜田門」駅は地図の左下にある
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