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恵比寿(ヱビス)

 「ちょっとぜいたくな」が売り物の「ヱビスビール」は、片仮名では必ず「ヱ」を使う。これは「恵比寿」の「恵」が元々わ行の「ゑ」だったためで、「ヱ」で始まる言葉の回に、「恵比寿」はとてもふさわしい。しかし考えてみると、「恵比寿」というのは元々おめでたい字を選んだ当て字で、元は戎とか夷、胡、蛭子と書く。実はこれらはすべて「アイウエオ」の「エ」で、「ヱビス」は元は「エビス」ということになるからややこしい。
 JR山手線恵比寿駅は、1889年サッポロビールの前身である日本麦酒が「恵比寿ビール」製造工場を東京府目黒村三田に建設、1901年、ビール出荷のための駅がこの地に設置されたのが始まりで、駅名はビールのブランド名にちなんで「恵比寿」となった。
 今ビール工場は「恵比寿ガーデンプレイス」というビル街に生まれ変わり、周辺のようすもすっかり変わった。「アメリカ橋って知ってますか、目黒と恵比寿とのあいだにある、下を山手線が轟々走る、鉄でできた青い橋」と1979年の狩人のヒット曲で歌われた「アメリカ橋」(実は狩人の前に女性歌手が一度リリースしているのだが、歌手名が分からない)は今も健在だが、当時と違って「恵比寿駅南口のすぐそば、ガーデンプレイスに行く右手にある」という感じで、駅自体が南へかなり伸びたことが分かる。
 恵比寿というと、もう一つ思い出すのが1961年の東宝映画「世界大戦争」である。冷戦ピーク時代を背景に、地域紛争が各地で勃発して、各国の危機回避努力も空しく核戦争に突入していくという、現代にも通じそうな人類滅亡カウントダウンの話だが、主人公であるフランキー堺のタクシー運転手一家(妻・乙羽信子、娘・星由里子、下宿人で娘の恋人・宝田明)の住まいが恵比寿周辺という設定で、当時の風景がたくさん出てきた。
 ところで「ヱビスビール」はローマ字表記だと「YEBIS」になる。なぜだ?

 

恵比寿駅南口を出ると、旧ビール工場跡にガーデンプレイスが広がり、タワーがそびえる
山手線と並行する恵比寿駅西側の道路は、映画「世界大戦争」のころとはすっかり変わっている(線路の左の赤レンガは旧ビール工場を意識してデザインされたビュッフェ形式のビアレストラン

狩人の歌で知られるアメリカ橋は、その後山川豊の曲のタイトルにもなった
恵比寿駅北の西口にはシンボルである恵比寿さまの銅像がある
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