I will support Ohashi For tomorrow.
  HOME / ごあいさつ / 自分史(1946〜2002) / 父との別れ / 憂楽帳 / 惰学記 / 父の思い出 / 後援会 / 大きなうた / 余談独談



ロックンロール県庁所在地

 「百ます計算」で兵庫県朝来町立山口小学校の児童の学力向上を果たしたカリスマ教師・陰山英男さん(現・広島県尾道市立土堂小校長)のベストセラー「本当の学力をつける本」(文藝春秋社)は、とても示唆に富む本だ。私は今、市内の小学校を順に回って保護者たちと「市長の校区トーク」というのをやっているが、そこでこの本を紹介することが多い。
 この本は今の小学校の指導要領の欠陥を分析し、ゆとり教育という考え方と週5日制が「読み書き計算」という基礎学力を学ぶ時間を減らし、学力不足を招いていると指摘、教科書や本を声を出して読むとか、漢字を熟語として覚え、いろんな読み方を一度に習得すること、計算は何度も繰り返しやることが大事で、計算の基礎さえ頭に入れば、思考力も集中力も飛躍的に増すといったことが記されている。「朝食を食べると成績が上がる」とか「テレビを2時間以上見る子に高学力の子はいない」などユニークな主張も参考になる。
 中で驚いたのが、今、小学校では都道府県名やその人口、県庁所在地などを教える時間がどの学年にもないということだ。地域の福祉や環境、ごみ処理などのことは3年生から総合学習の時間で学ぶのに、地理の基本の基本を小学校で教えないのはどう考えても変だ。
 昨年4月に「ミニモニ」が「ロックンロール県庁所在地〜おぼえちゃいなシリーズ〜」を出した。元は11年余り前の1992年11月に森高千里が出したアルバム「ペパーランド」の収録曲で、北海道から沖縄までの県庁所在地を歌い込んで、合いの手に土地土地の名産品が入る趣向のロックンロールである。森高の作詩当時は「埼玉は浦和」だったので、ミニモニ版は「埼玉さいたま」に変えてレコーディングされた。お子様相手のミニモニに、今の小学校教育に欠けている内容を歌わせるのだから、プロデューサーつんく♂のセンスはすごい。もっとも、勉強色が強すぎたのか、あまりヒットしなかったが……



ちなみにこれは大橋建一「特製」日本県庁所在地名地図です   


<back>

 

  HOME / ごあいさつ / 自分史(1946〜2002) / 父との別れ / 憂楽帳 / 惰学記 / 父の思い出 / 後援会 / 大きなうた / 余談独談

 大橋建一へのご意見等は、こちらから。  E-Mail : info@ken-ohashi.jp