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わたらせ橋

 5年前、和歌山県で「南紀熊野体験博」というイベントが開催された時、夏休みを利用して夫婦と母の3人で旅行に出かけた。紀伊半島を横断する中辺路をドライブし、ほんの少しだけ熊野古道を歩いた。カンカン照りの中だったが、木陰は涼風に恵まれ、とてもさわやかだった。この時泊まった宿が本宮町の「わたらせ温泉ホテルささゆり」である。
 本宮には川湯、湯の峰という昔から有名な2大温泉地があるが、ちょうどその中間、中辺路が湯の峰方面と川湯方面の二手に分かれるところに「わたらせ温泉」はある。昔は宿1軒のひなびた温泉だったようだが、近年、ホームセンターのチェーンを経営する会社が進出し、500人が一度に入れる「西日本最大の露天風呂」と「ささゆり」「ひめゆり」「やまゆり」の宿3軒を開いたことから、新興の温泉として脚光を浴びるようになった。
 この辺りは本宮町渡瀬(わたぜ)という地名で、温泉も「渡瀬温泉」が本来の名前だった。どうして「わたらせ温泉」になったのか。2回続けて森高千里が出てきて恐縮だが、実は私は、森高のヒット曲「渡良瀬橋」にちなんだ命名とばかり思っていた。というのは、ホテルから露天風呂に行く途中にあるつり橋が「わたらせ橋」と名づけられていたからだ。
 森高の「渡良瀬橋」は、もちろん栃木県足利市の渡良瀬川に掛かる橋で、本人が、まず橋の名前が気に入って曲名にすることを決め、それから現地をロケハンして作詩したという話を読んだことがある。だから、わたらせ温泉とは全く関係ないのだけれど、オーナーが森高ファンで、「『わたらせ』にしてみんか」と指示したのかと思ったのである。
 だが、これは全くの誤解。ホテルは、言いやすいように「わたらせ」と読み替えただけと言っており、何よりの証拠は、わたらせ温泉の施設オープンが1991年で、「渡良瀬橋」を森高が出したのは93年ということ。「わたらせ温泉」にはアリバイがあったのである。


わたらせ温泉のある和歌山県本宮町渡瀬周辺の地図=YAHOOJapanMapsに一部書き加えました  


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