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34ノット

 船の速度はノットで表すのが普通である。最近でこそ人工衛星による地球測位システム(GPS)が発達し、一面の大海原でも船の位置を知ることは難しくなくなったが、昔は方位だけを頼りに、緯度・経度を計算しながら海図に線を引いて船の位置を確認するしかなかった。だから、距離を測るには緯度と関係のある単位が便利で、海里が使われてきた。1海里は1852bで、これは地球の中心角1度の60分の1即ち1分の弧の長さである。地球一周の長さは約40000`。従って1度は40000÷360≒111`、1分はその60分の1だから111÷60≒1.852`という計算になる。1ノットは1海里を1時間で進む速度で、時速1海里のことだ。メートル法なら時速1.852`となる。
 ノット(knot)はネクタイの結び方にウィンザーノットというのがあるように、元々結び目とか節という意味だ。50フィート(15.2b)ごとに結び目を入れたロープの先端にブイをつけて海に流し、30秒間に繰り出した結び目の数を数える。1つならその船は時速1ノット、10なら10ノットとなることからノットという単位ができたそうだ。
 さて、今回の表題34ノットとは何か。キーワードは台風。熱帯低気圧が発生し、経度180度より西の北半球を進んで、台風に「昇格」するのに必要な風速が34ノットである。34ノットは1.852を掛けると時速63`、秒速に直すと約17.5bとなる。
 ただ、これは日本だけの基準だ。国際的には風速34〜63ノットの熱低はトロピカルストームと呼び、風速64ノット=33b/秒以上になって西太平洋の北半球へ進めばタイフーン、北半球の東太平洋と大西洋に行けばハリケーン、南半球およびインド洋へ行ったものはサイクロンと呼ばれる。昨年は台風が10個も日本に上陸する異常気象で、地球温暖化が原因だと言われている。ということは今年も多いはずで、行政としては頭が痛い。





昨年10月、和歌山市付近を「直撃」した台風23号の経路図と10月19日の衛星画像(いずれも北本朝展氏のHP「デジタル台風」より)

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