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42℃

 風呂の適温は人によってかなり差があり、45度くらいの超アツ好きもいれば、40度でも入れないというヌル好きもいる。私の適温は42度なので、今回は風呂の話である。
 30年前に亡くなった私の父は朝風呂が日課で、自宅で夜に入浴している姿は全くと言っていいほど記憶がない。毎朝、起床と同時に風呂場に行き、直ちに湯につかる。沸かし忘れに気付かず入り、「水風呂だ」と怒鳴りながら裸で飛び出してきたこともあった。
 50年くらい前だから、小さな風呂で、本人は相当太っていたから、ザーッとお湯が溢れ出して、終わってから見ると湯舟にお湯があまり残っていなかった。だからというわけでもないだろうが、顔を洗うのも、シャンプーするのも湯に入ったままで、洗い場に座ることはほとんどなかったような気がする。父の入浴姿を見て、洗い場に出ないで顔や頭を洗うのがうらやましくなり、真似をしては母親にしかられた。なぜお父さんはよくて、自分はいけないのだろうと不満に思ったものだ。子どもは、しつけられても、親がしつけ通りのことをしないと「何だ、やらなくてエエんや」と判断し、自分も守らないものである。
 朝風呂というと、民謡「会津磐梯山」の一節「小原庄助さん 何で身上つぶした 朝寝朝酒朝湯が大好きで それで身上つぶした ハアもっともだ もっともだ」が浮かび、イメージが悪いが、今にして思えば、父は若いころから夜の酒席が多く、帰りも遅くて血圧も高かったので、意識して帰宅後の入浴は避けていたのだろう。私も、市長になってからは、飲む機会がどうしても多く、帰ったらバタンキューとなりがちなのと、寝癖がついて朝シャンしないと頭がまとまらないこともあって、最近家ではもっぱら朝風呂である。
 だが、朝風呂は「カラスの行水」になりがちで、じっくり入りたい時はやはり温泉だ。近ごろは、土日に半日程度の時間があると、妻の運転で近場の温泉に行くのが楽しみだ。



左=自分の入浴シーンを見せる趣味はないので、今回は我が家の風呂場でお許しを!
右=和歌山の温泉めぐりに欠かせない2冊の「バイブル」。左が「紀泉楽太郎の紀州の温泉ちょっとひと風呂」
(アガサス)、右は「湯ったり紀州路」(Key出版)
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