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59%

 地球は24時間で1回転(自転)しながら365日と6時間余で太陽の回りを1周(公転)している。ところが月は自転周期も公転周期も同じ27.32日なので、 常に地球に同じ面を向けて回っており、地球からは月の「裏側」を見ることが出来なかった。インターネット百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』によると、 「月の自転軸が傾いていることと軌道離心率が0でないことから、月面の59%は地上から観測が可能」だそうだ。物理に弱い私にはチンプンカンプンだが、 とにかく月面の4割強は地上からは見えないわけで、宇宙に興味のある人は1950年代半ばまで「ぜひとも月の裏側が見たい」とみんな思っていた。 中には想像たくましく宇宙人の秘密基地があると言いふらす人もいたが、とにかく「月の裏側」は「自分の寝姿」と並んで「見えないもの」の代名詞だったのである。
 1957年10月にソ連が世界初の人工衛星打ち上げに成功したが、その2年後に打ち上げられた月探査機ルナ3号が初めて月の裏側の写真撮影に成功した。 「月探査情報ステーション」というホームページによると@ルナ3号は地球から月へ8の字飛行をするように打ち上げられ、月面から6200kmまで近づき、 太陽が裏側を照らす時に写真撮影する計画だったA打ち上げ4日後の10月7日、40分間に29枚の撮影に成功、探査機内で自動現像され、 17枚がファクシミリで10月18日に伝送されたB画質は悪かったが、コンピュータ処理され、月の裏側は表側と異なり高地が多いことが分かった――という。
 月の自転公転周期が同じであることは、月と太陽の見た目の大きさがほぼ同じなこと、月の軌道半径が地球の赤道半径のほぼ60倍であることなどと同様、 宇宙の摂理の不思議さを感じさせる。実は火星の2衛星、木星の4大衛星、土星最大の衛星はすべて自転公転周期が同じである。 衛星は主人である惑星に裏側を見せないのが礼儀と心得ているようだ。


1998年に打ち上げられた日本の火星探査機
「のぞみ」が撮影した月の裏側

地球から常に見える月の表側
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