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北緯46度

 北海道稚内市の宗谷岬先端が北緯45度31分地点で、我々が普通に行ける日本最北端の地である(厳密に言うと択捉島北端が45度33分で最北端だ)。 北緯46度といえば、岬から宗谷海峡43kmを越え、サハリンに上陸して北へさらに10kmの辺りになる。
 日本人の感覚としては、まさに北の果てだが、世界的にはどうか? アメリカ大陸の場合、北緯46度以北の主な都市は、カナダ西部のバンクーバー、和歌山市の姉妹都市リッチモンド、カルガリー、中部のウィニペグ、東部のケベックくらいで、トロント、モントリオール、オタワ、ハリファクスはもっと南だ。米国ではアラスカのアンカレジとシアトルだけだから、ほぼ日本やアジアと同じくらいの緯度感覚と言ってよいだろう。
 ところが、ヨーロッパとなると話が全く変わる。北緯46度より南は、スペイン、ポルトガルのイベリア半島、長靴型のイタリア半島、アテネを最南端に各国がひしめくバルカン半島の3半島以外はモナコやフランス南部マルセイユぐらいで、イタリアでもベネツィア、ミラノは意外にも稚内とほぼ同じ緯度にある。つまり、北欧諸国はもちろん、フランスの大半と英国、アイルランド、ベルギー、オランダ、ドイツ、スイス、オーストリア、ポーランド、チェコ、スロバキア、ハンガリーと、ルーマニアの北半分、ロシアと旧ソ連ヨーロッパ部のグルジア、アルメニア、アゼルバイジャンを除く大半の地域が北緯46度以北なのである。ウィーン、ミュンヘン、パリで48〜49度、ブリュッセル、ロンドン、アムステルダム、ベルリン、ワルシャワは51〜52度、コペンハーゲン、モスクワ56度、オスロ、ストックホルム、ヘルシンキ、サンクトペテルブルグは何と60度である。
 昔「うまいビールの3大産地、ミュンヘン、サッポロ、ミルウォーキー」というCMがあったが、札幌、ミルウォーキーはミュンヘンより5度も南で、盛岡と静岡ほども違う。
 <今回の「北緯46度」は、同時にUPした「余談独談」の「氷雪の門」と連動しています。「余談独談」もぜひ併せてお読みください>


世界の北緯46度ライン=上がヨーロッパなどと日本の比較、下は米大陸と日本の比較
(総務省統計局のHP地図より)
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