I will support Ohashi For tomorrow.
 HOME / ごあいさつ / 自分史(1946〜2002) / 父との別れ / 憂楽帳 / 惰学記 / 父の思い出 / 後援会 / 大きなうた / 余談独談



岡田奈々(77)

 77といえば普通は「サンセット77」か「エアポート'77」あたりの話になりそうだが、実は前々から岡田奈々のことを書こうと決めていた。語呂合わせだがお許し願いたい。
 岡田奈々は本名矢井弘子。岐阜市出身で1959年2月12日が誕生日だから、山口百恵(同年1月17日生まれ)や58年生まれの森昌子、桜田淳子、岩崎宏美らと同学年である。山口百恵らが「スター誕生」出身なのに対し、岡田奈々は「決定版・あなたをスターに」(NET=現在のテレビ朝日)第2回チャンピオンとして74年にデビューした。百恵のデビューは73年、岩崎宏美は75年で、桜田淳子や森昌子はもっと早い。1学年下の榊原郁恵、林寛子、大場久美子らも含め、次々にヤングアイドルが登場した時代だ。
 中でも岡田奈々は、黒目勝ちの大きな瞳がチャーミングな小顔で、思わず「なんて可愛いんだろう」と言いたくなるような美少女だった。歌は決して上手ではなかったが、ビロードのようなハスキーな声で歌う「手編みのプレゼント」や「青春の坂道」が懐かしい。
しかし、当時はアイドル乱立時代で、百恵ら「スター誕生」出身者の活躍ぶりに比べ、やや出遅れた感じもあった。そこでデビューから3年後の77年を「77(なな)の年」と見立てて、新たな脱皮を図っていた矢先の7月15日に不幸な事件が起きた。ファンの男が彼女の住むマンションにナイフを持って押し入り、監禁して手首に重傷を負わせたのである。この事件は、その9年後の岡田有希子飛び降り自殺事件に匹敵する衝撃だった。
 ショックから立ち直って以後の岡田奈々は主にドラマで活躍する。ゆうひが丘の総理大臣、遠山の金さん、新吾十番勝負、ただいま放課後、不良少女と呼ばれて、スクールウォーズなどが主な作品だが、かつての快活な笑顔が消え、寂しげな翳のある表情が印象に残るようになった。事件から30年近くが過ぎたが、いま彼女は、どうしているのだろうか。


最近、インターネット通販で買った岡田奈々のベストアルバム。懐かしい歌声が存分に聴ける
<back>
 HOME / ごあいさつ / 自分史(1946〜2002) / 父との別れ / 憂楽帳 / 惰学記 / 父の思い出 / 後援会 / 大きなうた / 余談独談

 大橋建一へのご意見等は、こちらから。  E-Mail : info@ken-ohashi.jp