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7、8月

 1月から12月までの英語の呼び方はラテン語から来ており、7月のJuly、8月のAugustが、それぞれローマの英雄ユリウス・カエサル(ジュリアス・シーザー)、初代皇帝アウグストゥスから来ていることはかなり知られている。特にカエサルは現在のグレゴリオ暦の原型となった1年を365.25日とするユリウス暦の制定者で、自らが軍功を上げた7月を記念してジュリアスの月=ジュライと名付けたとされる。アウグストゥスはカエサルに倣って8月を自分の名に変えた。この「割り込み」のため、本来「sevenの月」を意味するSeptemberが9月に、8月を意味するOctober(蛸=オクトパス、8音=オクターブ)が10月に、「nineの月」Novemberが11月に、10月であるべきDecember(Deca=10、デカメロン=十日物語、デカスロン=十種競技)が12月になってしまった……幼いころ暦好きだった私は、月名の由来を何かの本で読んで、そう記憶していた。
 今回調べ直したら、重要な点が違っていた。それは、欧州の暦が農耕との関係で生まれたもので、農業活動のない厳冬期の1〜2月は暦の外だったということである。従って大昔は今の3月(Martius)が1月で、以下Aprilis、Maius、Juniusと続き、10月である今の12月Decemberで終わっていた。その後、紀元前8世紀ごろ厳冬期も月名が与えられ、11月がJanuarius、12月がFebruariusとなった。後にカエサルが暦を改革した時、Januariusを1月に改めた結果、7〜10月が9〜12月にずれてしまったのである。
 ちなみに7、8月がJuly、Augustに改名される前は、5、6を意味するQuintlis、Sextilis(クインテットは五重奏、セクステットは六重奏)と呼ばれていたそうだ。アウグストゥスが8月を「大の月」に改め、その分を2月から引いたので、2月が28日に減ったというのも、元々2月が最後の月で閏月という「調整月」だったためと聞くと少し納得できる。


暦と天文の雑学 (http://koyomi8.com/reki_doc/doc_0850.htm)の「2月だけ28日になったわけ」につけられていた表が分かりやすいのでお借りしました
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