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スーパーカブ90

 ホンダのスーパーカブは、和歌山城天守閣が再建され、東京タワーが完成した1958年に誕生した画期的な原付バイクである。今と違って乗用車はわずかのお金持ちしか持てない時代に、50ccエンジンなのに90cc級の性能を持って価格55,000円で登場したのだから、あっという間にブームになった。当時私は小学6年生だったが、友達のお父さんや学校の先生でカブに乗る人が急に増えたのを覚えている。確か14歳で原付免許が取れたころなので、「中学2年になったらカブに乗るんや」と言っていた友人も多かった。
 スーパーカブ90は6年後の64年に発売された。50ccでは2人乗りができないので、すでに61年には55ccに排気量アップしたC105モデルが発売されていたが、90ccエンジンを搭載することで大幅性能アップを図ったのである。50cc版と90cc版、2つのカブの魅力が相まって、今年まで48年間で生産累計5,000万台突破という大記録となったのだろう。
 ところで、実は私は二輪免許を取ろうと思ったことも、バイクに乗ろうと思ったこともこれまで一度もない。中学3年の時、模擬テストを受けに行くのに、友達の原付バイクの荷台に乗せてもらった(もちろん違反である)ら、ものの100bも走らないうちにバイクから振り落とされた。幸いかすり傷で済んだのだが、それがトラウマになったようだ。
 学生時代に普通免許を取り、父に中古車を買ってもらって、競馬新聞を印刷所からキヨスクなどの売店に運ぶアルバイトをしていたことは前に書いたが、このバイトは二輪のライダーがやるもので、私一人が乗用車で参加していた。横浜周辺の東急の駅売店に新聞を届けるおじさんたちを乗せて首都高速を走ったが、渋滞に巻き込まれて他社のバイク配送組に次々追い抜かれ、横浜駅に着くと「オメエんところはいつも遅いんだよ」とヤクザ風の男に怒鳴られることもしばしばだった。あの時だけはバイクがうらやましかった。
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ホンダのスーパーカブ90



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