明日 I will support Ohashi For tomorrow. 大橋健一
 HOME / ごあいさつ / 自分史(1946〜2002) / 父との別れ / 憂楽帳 / 惰学記 / 父の思い出 / 後援会 / 大きなうた / 余談独談

市民が主役

惰学記


106鍵

 106にまつわる話には苦労した。プジョー106というフランスの名車があるが、見たこともないし資料も見つからない。苦し紛れにインターネットで検索していたら、東プレという会社のRealForce106というキーボードが目にとまった。Windows系パソコンのテンキー付きフルキーボードには109個キーがある*が、東プレ106は最下段のWindows関係の3キー(Fn、ロゴマーク、アプリケーション**=カナ変換の右)がなく、106キーである。つい衝動買いして、ノートパソコンにつないで使っているが、タッチが良くて使いやすい。
 ところで、私たちはキー(key)といえば、「かぎ」すなわち鍵穴に差し込んでガチャンと回し、ドアとか蓋や錠前を開ける、いわゆる鍵形をした道具をまず思い浮かべる。その鍵型のキーと四角い形のプッシュボタンであるパソコンの「キー」とは似ても似つかないように思えるのに、なぜパソコンの盤上のプッシュボタンをキーと呼ぶのだろうか。
 ご存知の通り、パソコンのキーボードは英文タイプライターのキーボードが原型だ。英文タイプは、キーをたたくと、キーにつながった金属棒が跳ね上がり、先端に付いた文字の型が紙を打って文字を刻む。この構造の基になったのは鍵盤楽器であるピアノの仕組みである。つまり、パソコンのキーという名称はピアノの鍵(けん)=キーからきている。
 さて、英和辞典で「key」を引くと、機械の留めピンとか、くさび、さらにはねじ回し、柱時計のねじ巻き、スパナなどの意味も出てくる。先端でものをつかみ、反対側から梃子の原理で回したり動かしたりする道具をキーと呼び、柱時計のねじ巻きとの形の類似から、鍵一般をkeyと総称するようになったと考えられる。一方、ピアノもタイプライターも梃子の原理で目的の物を動かすので、手で押す部分をキーと呼んだ。パソコンは梃子の原理ではなく電気信号で入力するのだが、英文タイプを引き継ぎ、キーを名乗っているわけだ。

≪今回は注釈が必要だ≫
メーカー仕様のものは一部がテンキーと兼用となっていて104が多いようだ。テンキーのないノート型は90、Macはもっと少ない。
**Fnはファンクションキー、窓か旗みたいなWindowsのロゴがついたキーはWindowsキー(スタートボタンと同じ働き)、アプリケーションキー(電卓みたいなマークのキー)はマウスの右クリックと同じ働きをする



東プレのキーボード「RealForce106」

私の執務室のノートパソコンにつないである東プレのキーボード「RealForce106」



<back>
 HOME / ごあいさつ / 自分史(1946〜2002) / 父との別れ / 憂楽帳 / 惰学記 / 父の思い出 / 後援会 / 大きなうた / 余談独談

 大橋建一へのご意見等は、こちらから。  E-Mail : info@ken-ohashi.jp url