明日 I will support Ohashi For tomorrow. 大橋健一
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市民が主役

惰学記


113手

 今年も12月16日(日)に「和歌山城将棋まつり」を行う。紀州藩主から八代将軍となった徳川吉宗が将棋好きだったのにちなんで一昨年から始めた行事で、お城に近いホテル東急インで谷川九段、地元出身の神崎七段、注目の若手豊島四段らの指導、公開対局がある。
 ところでプロ将棋の平均手数は何手ぐらいだろうか。日本将棋連盟発行の「将棋年鑑」に1987〜2006年度の毎年の公式戦平均手数が掲載されているが、その平均は113.58手なので、113手をプロ将棋の平均手数と考え、こじつけを承知で今回のタイトルにした。
 さて、過去20年を見ると、05年度までは年々短手数になっていた。94年度までは毎年115手前後、95〜99年度は113手前後で、00〜05年度は111手前後になったのである。ところが06年度は113.5手に増えている。これは、横歩取り、藤井システム、ゴキゲン中飛車、相振り飛車、1手損角交換など急戦型の力将棋の流行が一段落し、かつて主流だった相矢倉や振り飛車居飛車対抗型が新工夫を加えて復活してきたためと考えられる。
 ただ、手数は戦法だけで決まるわけではない。棋士には粘りまくるタイプと諦めが早いタイプがあり、それが個人の平均手数に表れる。06年度の記録で平均手数が短いのは@達正光七段(故人)83.6=6勝18敗A坪内利幸七段89.0=0勝10敗B松浦隆一七段90.9=3勝11敗C脇謙二八段91.8=9勝18敗C田村康介六段91.8=14勝19敗で、皆大きく負け越している。一方、長手数は@淡路仁茂九段139.2=6勝17敗A有吉道夫九段128.8=14勝13敗B小林健二九段126.2=21勝14敗C糸谷哲郎四段125.7=31勝12敗D森二九段124.3=6勝21敗がベスト5で、成績はバラバラだ。異色は淡路九段で、81年には339手という超長手数記録を残しており、最後まで諦めないので「不倒流」と呼ばれているが、06年度も05年度に続き、大きく負け越しながら長手数トップを死守している。


長短手数表 20年の平均手数
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