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クンロク(96)大関

 クンロクというのは、もともと麻雀の点数計算から生まれた言葉である。麻雀の上がり点は、役が付くごとに倍々に上がっていく。その計算式を64,128,256,512(ロクヨン、イチニッパー、ニゴロ、ゴイチニ)とか、72,144,288,576(ナナニ、イッチョンチョン、ニパッパー、ゴナロ)、48,96,192,384,768(ヨンパー、クンロク、イチクニ、ザンパース、チーロンパー)という呼び方で覚えるのが昔からのやり方だった。クンロクは960点のことで、今の普通のルールでは、振り込みの場合、切り上げて1000点もらえる。
 本題の「クンロク大関」は麻雀とは無関係で、横綱に次ぐ地位にありながら、ひと場所の成績が9勝6敗止まりで、なかなか2桁勝てないない大関のことを言う。横綱の座に就く力士は、たいていの場合、大関昇進後も2桁勝利を重ね、「2場所連続優勝またはそれに準ずる成績」を上げて軽々と大関を卒業するが、大関に上がったとたんに怪我をしたり、横綱昇進のチャンスを迎えると硬くなって星が伸びず、それを繰り返すうちに力が落ち、大関の座を守るのが精一杯になっていくのが「クンロク大関」の典型的なパターンである。
 戦後、大関に昇進した力士は計62人。うち29人が横綱になったが、この29人の大関時代の平均勝率(休場は計算外)は.752で、7割に達しなかったのは栃ノ海.697、北の富士.660、玉乃島.687、琴櫻.643、三重ノ海.594の5人だけである。一方、現役も含め、残る33人の平均勝率は.584とかなり低い。引退または大関陥落までクンロクすなわち6割以上の勝率だったのは豊山.600、清國.613、初代貴ノ花.603、琴風.658、若嶋津.633、北天佑.607、小錦.637、霧島.647、貴ノ浪.645の9人で、現役のベテラン千代大海、魁皇、栃東はそれぞれ.645、.659、.622である。3人とも何度も横綱昇進のチャンスがあったので、それなりの勝率を上げているのだが、現状ではクンロク大関としか言いようがない。

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