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市民が主役

惰学記


130番

 実は讃美歌が大好きである。教会での結婚式や葬式に出ると、つい大声で讃美歌を歌ってしまう。讃美歌の「讃」の正字は「讚」で、「讃美する、褒め称える」という意味だが、「讚」も「讃」も常用漢字外なので、「同意する、助ける」という意味の「賛」で代用するのが普通だ。だが教会関係者は「讃」を使うことが多い。なお、ついでに言えば、牧師と讃美歌はキリスト教でもプロテスタントの用語で、カトリックでは神父、聖歌という。
 さて「130番」は、日本基督教団讃美歌委員会編の1954年版という最もポピュラーな、そして私が45年以上も持っている讃美歌本の収録曲についている通しナンバーである。130番の正体は「ソミファソド レミファソファミレ ソファソラソソドソ ファミレドド」というメロディで始まる大相撲などの表彰式でおなじみの曲だ。「音楽の父」バッハと同年に生まれたため、男性なのに「音楽の母」と呼ばれるヘンデル(1685〜1759)の作曲したオラトリオ「マカベウスのユダ」第3部の曲の一つで、「見よ 勇者は還りぬ」という題名でも知られ、イエスの復活=エルサレム入城を歓喜で迎える合唱行進曲だそうだ。讃美歌では「♪喜べや 讃えよや シオンの娘 主の民よ……」という歌詞がついている。
 讃美歌にはこのように、著名な曲を借用し編曲して歌詞をつけたものが多く、クリスマスの曲で有名な「もろびとこぞりて」(ドシラソファミレド ソラシド)も、ヘンデルの「メサイア」をもとに米国の讃美歌作曲家ローウェル・メイソンが作ったとされている。
 なぜ讃美歌好きになったかといえば、中学2〜3年のころ、教会の日曜学校に通っていたからである。日曜学校に行っている可愛い女の子たちと仲良くなりたいという期待感というかスケベ心もあったが、結構熱心に、高校進学後も東京でしばらく通ったので、計2年余も毎週のように牧師の説教を聞き、讃美歌を歌っていたのである。懐かしい思い出だ。



(注)讃美歌番号は日本基督教団讃美歌委員会編の1954年版「讃美歌」による

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