明日 I will support Ohashi For tomorrow. 大橋健一
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市民が主役

惰学記


138階建て

 アラブ首長国連邦のドバイに建設中の地上818mといわれるドバイ・タワー(162階建てと推定される)を別にすれば、現在の世界一高いビルは台湾の「台北101」だそうだ。今回のテーマ138階建てビルはフィクションで、1974年のアメリカ映画「タワーリング・インフェルノ」の舞台となる「グラスタワー」のことである。日本公開は翌75年だった。
 33年前、私は映画館で見たが、この9月にビル設計者役のポール・ニューマンが死去したため今月NHK−BS2で放映されたのを見た方もいると思う。主役はポール・ニューマンと消防隊長のスティーブ・マックイーン。他にウィリアム・ホールデン、フェイ・ダナウェイ、フレッド・アステア、リチャード・チェンバレン、ジェニファー・ジョーンズ、O・Jシンプソン(!)、ロバート・ボーンらが絡むオールスターキャストのパニック映画だった。
 ストーリーは、サンフランシスコに建った138階建てビル落成式典の最中に81階でボヤが発生、工事に手抜きがあったことを直感した設計者のポール・ニューマンが、オーナーのウィリアム・ホールデンに式典中止と客の避難を求めるが拒否される。そのうち火が広がり始め、スティーブ・マックイーンの消防隊長らが決死の救出作業に入るが焼け石に水で、火元に近い階では窓ガラスを割って転落死する人が続出。多くの招待客がパーティー会場の135階プロムナード・ルームに閉じ込められ、ヘリコプターによる救出も失敗、ワイヤロープを隣のビルに結んで救助カゴを往復させる作戦もオーナーの娘婿リチャード・チェンバレンや上院議員ロバート・ボーンが先を争って乗ろうとして墜落してしまう。最後は屋上の巨大貯水槽を爆破して放水、火の勢いを抑え、タワー外の展望エレベーターで生存者が脱出を果たす……。面白かったし、興行成績も良かったが、映画の評価は意外に低く、アカデミー賞は撮影賞と音楽賞だけ、キネマ旬報の年間ベストテンにも入っていない。

映画の1場面=左からポール・ニューマン、フェイ・ダナウェイ、スティーブ・マックィーン
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