明日 I will support Ohashi For tomorrow. 大橋健一
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市民が主役

惰学記


150cmライフ。

 三重県出身のイラストレーターで「体は小型だけど血液型はO型」がキャッチフレーズの、たかぎなおこさんが書いた「150cmライフ。@〜B」(メディアファクトリー刊)は、身長が150cmと小柄な筆者が、生活上の不便を克服するためのさまざまな工夫などを、イラストとエッセイで書き連ねている本である。この惰学記数シリーズ150回を書くために3巻読破したが、独特のヘタウマ風イラストが楽しいし、文章も軽妙で一気に読める。第1巻は03年3月、第2巻は04年12月、そして第3巻は06年1月に刊行されている。
 私の身長は161cm*、男性としてはかなり低い方だ。子どもの時から和歌山弁で「せえがちさい」と言われてきた。満員電車に乗った時の押しつぶされそうな悲惨さとか、子ども時代、網棚やつり革に届かなくて悔しい思いをしたことが思い出される。しかも私の場合は以前にも書いた通り、短足で手も短いので、既成のズボンやブレザー、ワイシャツなどを買うと大幅な直しが必要になる。ジーンズは形が変わってしまうほど裾を切らなければならないし、ブレザーも胴の長さが合うと手が長すぎ、肩も落ちてしまうのでツラい。
 「150cmライフ。」を読んでいると、外国のトイレで足が届かないなど、私と同じ悩みや失敗談が随所に書かれている。特に、エプロンのヒモの結び目が、ちょうどドアノブと同じ高さになって、ドアノブに「ちょっと待った」をくらってしまうというのを読んで思わず「そうなんだよなあ」と独り言の相づちを打ってしまった。私もコートのベルトやズボンのベルト通しやポケットが、なぜかドアノブに捕まってしまうことが多いのである。
 惰学記の数シリーズも、ヨレヨレになりながら何とかキリの良い150回までたどり着いたので、今回の「150cmライフ。」を、やはり「せえがちさい」という悩みを抱えながら、東京で頑張っているわが家の一人娘に贈り、次のシリーズにバトンタッチしたい。

<次回は番外編とし、次々回から新シリーズを始めます。数シリーズ、長らくご愛読いただきありがとうございました>
*最近健康診断で身長を測ったら159.5cmになっていた。なぜ歳を取ると、背が縮むのだろう?

たかぎなおこ「150cmライフ。」@〜Bの表紙 (和歌山市民図書館から借りました)
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