明日 I will support Ohashi For tomorrow. 大橋健一
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市民が主役

惰学記


瑠璃色の地球

 松本隆作詞、平井夏美作曲の「瑠璃色の地球」は、松田聖子の1986年の作品である。ただし、『SUPREME』というアルバムの収録曲で、これまで1度もシングルカットされたことがない。にもかかわらず、彼女の代表作のひとつとされる不思議な名曲である。
 『SUPREME』は、1985年に神田正輝と結婚した松田聖子が妊娠中にレコーディングしたアルバムで、10曲が収録されており、10番目の曲が「瑠璃色の地球」である。インターネット百科事典「ウィキペディア」によると、彼女が出した13番目のアルバムで、彼女が現在までに出した43枚のオリジナルアルバムの中で最高の売り上げ枚数を記録した。
 86年10月1日に神田沙也加が誕生し*1、聖子は年末に芸能活動を再開した。早速『SUPREME』で、その年のレコード大賞アルバム大賞を受賞、7回目の出場だったNHK紅白歌合戦では「瑠璃色の地球」を歌っている*2。推測だが、当時ママドルとして出産後も絶大な人気だった彼女が紅白で歌ったことが「瑠璃色の地球」を有名にしたのだろう。
 たぶん地球環境に関する京都議定書が結ばれた97年ごろからだと思うが、この曲が地球環境を守るメッセージソングとして評価されるようになり、様々な編曲バージョンの合唱曲となって、中学や高校の合唱祭や合唱コンクール、ママさんコーラスなどで多くの人に歌われるようになった。和歌山市内で行われるPTAの合唱祭などでも、今も毎年必ずこの曲が登場する。今や「瑠璃色の地球」は、合唱曲としての認知度の方が高いのである。
 聖子は01年の紅白でもこの曲を「瑠璃色の地球’01」として歌っているが、おそらく、多くの人に歌われる曲となった重みをかみしめながらの舞台だったはずだ。21世紀に入って辛島美登里、沢田知可子、ミュージカル俳優の井上芳雄がこの曲をアルバム収録したが、何といっても最大の話題は聖子と不仲だったとされる中森明菜がカバーした*3ことだ。

*1 ウィキペディアによると、母のお腹の中でレコーディングを聴いた神田沙也加は「この曲を聴くと、いつも不思議な気持ちになる」と述べているそうだ。
*2 松田聖子は妊娠のため、1986年はほぼ活動休止状態で、その年はシングル盤リリースがなかった。
*3 02年の明菜のアルバム『ZEROalbum−歌姫2』に収録されているが、なかなかいい感じの歌い振りである。



※曲名が「る」で始まる曲は数少ないので、洋楽もおまけで一部掲載する。ルイジアナ・ママ(飯田久彦)、ルイジアンナ(キャロル)、ルート66(ジョージ・マハリス)ルパン3世のテーマ(アニメ主題歌)、ルビーの指輪(寺尾聡)、ルーキー(玉置浩二)、ルージュの伝言(ユーミン)、流転(上原敏)などが知られている曲だ。




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