明日 I will support Ohashi For tomorrow. 大橋健一
 HOME / ごあいさつ / 自分史(1946〜2002) / 父との別れ / 憂楽帳 / 惰学記 / 父の思い出 / 後援会 / 大きなうた / 余談独談

市民が主役

惰学記


番外・ヤマトナデシコ七変化

 前回に続き、番外編となってしまった。「なでしこジャパン世界一」を受けて、どうしてもこの歌のことを書きたくなったためだ。彼女らの快挙に免じてお許しいただきたい。
 まず、1984年のヒット曲「ヤマトナデシコ七変化」のことから書く。ご存知の通り小泉今日子全盛期の曲で、サワリの「純情 愛情 過剰に異常 どっちもこっちも 輝け乙女」というインパクトある歌詞とメロディー(康珍化作詞、筒見京平作曲)が当時18歳でピチピチの「旬」だった彼女の明るい歌い振りとマッチして、死語に近かった「大和撫子」という言葉を生き返らせた*1。彼女のシングルはこの歌を挟んで5曲連続で1位*2となった。
 さて、ナデシコ(撫子)は秋の七草*3の一つで、6〜8月に薄紅色の花を咲かせる。その可憐な姿を見ると、子を撫でるような気持ちになるということから「ナデシコ」の名がついたようだ。大和撫子は「か弱いながらも、凛々しいところがある」という意味の日本女性の美称で、見た目は弱々しいが内面はしっかりしてわがままでない女性を指すようだ。
 ウィキペディアによると、女子サッカーの日本代表チームに「なでしこジャパン」の愛称がついたのは、2004年のアテネ五輪前のことだった。日本サッカー協会(JFA)の女性スタッフの提案がきっかけだった。同年5月にJFAが愛称を募集、約2,700通の応募作の中から審査委員会による最終選考*4で「なでしこジャパン」と決定、7月7日に発表された。
 「なでしこ」の花言葉は「純愛」「大胆」「勇敢」だそうだ。今回のワールドカップでの「なでしこジャパン」は、まさに「大胆」「勇敢」そのもので、特にアメリカとの決勝戦は、高さの差をものともせず、取られても決してあきらめず追いつく精神力に脱帽した。「なでしこ」の活躍についてマスコミに感想を求められた「キング・カズ」こと三浦知良選手が「ヤマトナデシコ七変化」のサワリ部分を口ずさんで彼女らを讃えたのがカッコ良かった。

*1 2000年代に入って、松島菜々子主演のテレビドラマ「やまとなでしこ」(2000年)や、今も別冊フレンドに連載される「ヤマトナデシコ七変化♥」(はやかわともこ作)とそのアニメ版(06〜07年)、ドラマ版(10年)などが続々登場したが、私見ではキョンキョンの「ヤマトナデシコ七変化」のヒットがあったからこそこの題名が使われたのだと思う。
*2 84年3月の「渚のはいから人魚」、6月の「迷宮のアンドローラ」、9月の「ヤマトナデシコ七変化」、12月の「The Stardust Memory」、85年4月の「常夏娘」の5曲が連続でオリコン1位を獲得した。なお、小泉今日子の1位獲得曲は他に「魔女」(85年7月)、「なんてったってアイドル」(同11月)、「水のルージュ」(87年2月)、「キスを止めないで」(同10月)、「見逃してくれよ!」(90年3月)、「あなたに会えてよかった」(91年5月)がある。
*3 秋の七草は、旧暦の秋(7〜9月)に咲く花を言う言葉。一般的には萩(ハギ)、桔梗(キキョウ)、葛(クズ)、女郎花(オミナエシ)、藤袴(フジバカマ)、尾花(ススキ=薄)、撫子(ナデシコ)の7つを言うが、朝顔(アサガオ)、槿(ムクゲ)などを入れる説もあり、芹(セリ)、薺(ナズナ)、御形(ゴギョウ=母子草)、繁縷(ハコベラ=ハコベ)、仏座(ホトケノザ=タイラコ)、菘(スズナ=カブ)、蘿蔔(スズシロ=大根)の7つの草花を言う春の七草よりあいまいである。
*4 この時の選考委員には、今回の大会でMVP賞と得点王になった澤穂希(さわ・ほまれ)選手も入っていた。




<back>
 HOME / ごあいさつ / 自分史(1946〜2002) / 父との別れ / 憂楽帳 / 惰学記 / 父の思い出 / 後援会 / 大きなうた / 余談独談

 大橋建一へのご意見等は、こちらから。  E-Mail : info@ken-ohashi.jp url