明日  I will support Ohashi For tomorrow. 大橋健一
 HOME / ごあいさつ / 自分史(1946〜2002) / 父との別れ / 憂楽帳 / 惰学記 / 父の思い出 / 後援会 / 大きなうた / 余談独談 / 志談 市談 私談

市民が主役



惰学記




Baby Love

 黒人女性歌手として1960〜70年代に一世を風靡したダイアナ・ロスは、1944年3月26日に自動車の街・米国ミシガン州デトロイトで生まれた。ハイスクール時代から水泳部や陸上部で活躍、教会の聖歌隊にも加わり、スターを夢見てモデル養成学校や美容教室にも通う活発な少女だった*1。14歳の時、近所のフローレンス・バラード、メリー・ウィルソンとグループを結成、ステージに上がるようになり、卒業後の62年にバーバラ・マーティンを加えた4人でシュプリームス(Supreme=最高の、至高の)が結成された。最初の約2年は下積みが続いたが、作曲家チームH-D-H*2の曲でヒットを連発するようになった。
 「Baby Love」は彼女たちの「愛はどこへ行ったの=Where Did Our Love Go」に次ぐ全米1位獲得曲*3だが、この曲が出た1964年は、ビートルズが全米で大ブレーク、日本でも人気に火がついて、アメリカンポップスが大きく変わろうとしている時期だった。バラード全盛だった女性シンガーの曲も、その前年のロコモーション(リトル・エヴァ)あたりから、リズミカルでソウルっぽい歌へと重心が移りつつあり、64年には「Be My Baby」(ロネッツ)などもヒットした。そんな時期にシュプリームスがブレークしたわけだが、「態度がでかい」と悪評サクサクだったダイアナ*4が脚光を浴びるのに不満なフローレンスが67年に脱退*5、グループ名は「ダイアナ・ロスとシュプリームス」となり、さらに69年ダイアナは独立した。それでも人気は落ちず、72年に映画「ビリー・ホリデイ物語/奇妙な果実」に主演、翌年の「Touch Me in the Morning」、75年の「マホガニーのテーマ」など、ソロでも6曲が1位になり、グループ時代も含め計18曲が全米1位*6となった。
 「ダイアナ・ロスとシュプリームス」というグループ名から、私はなぜか「安室奈美恵とスーパーモンキーズ*7」を連想する。彼女たちはシュプリームスのパクリだったのでは?
 
*1 インターネットサイト「20世紀ポップカルチャー史」の「モータウンが生んだスーパー・エゴイスティック・ビューティー」とウィキペディアを参考にしました。
*2 彼女たちが所属したモータウンというレコード会社はブライアン・ホランド、ラモン・ドジャー、エディ・ホランドの3人から成る作曲家チームによって米ポップス史に一時代を画したが、このチームを3人の頭文字を取ってH-D-Hと呼ぶ。
*3 同じ64年の次のシングル、Come See About Me、続く65年のStop! In the Name of LoveとBack in My Arms Againが1位を獲得しており、5曲連続の全米1位となった。
*4 注1で触れた「モータウンが生んだスーパー・エゴイスティック・ビューティー」には、デビュー前の彼女を知る人物の証言として「これは彼女の弁護のつもりで言ってるんだけどね。まだ貧乏で、団地に住んでいるころから、彼女は今と全く変わらないくらい態度がデカかったよ。だから、彼女の態度がデカいのは有名になったせいじゃないよ」という話が引用されている。
*5 脱退後のフローレンスは、アルコールにおぼれ、早世した。そんなエピソードを元に、1981年初演のブロードウェイミュージカル「ドリーム・ガールズ」が生まれたそうだ(これも「モータウンが生んだスーパー・エゴイスティック・ビューティー」の請け売りである)。
*6 ウィキペディアによれば、ビートルズの20曲1位獲得に次ぐ記録だという。
*7 スーパーモンキーズは安室奈美恵ら沖縄アクターズスクールのメンバーで結成され、何度かメンバーが入れ替わり、安室と後のMAXのメンバーという形になって「安室奈美恵とスーパーモンキーズ」となった。さらに安室が独立し、あとの4人がMAXになったのである。
 
※曲名が「B」で始まる歌(原則として洋楽は省きます)
Baby Baby Baby(dos)、Baby Don't Cry(安室奈美恵)、BANZAI(B'z)、BEAT EMOTION (布袋寅泰)、Beautiful(倉木麻衣)、BE TOGETHER(TM NETWORK、鈴木亜美)、BE WITH YOU、BEAUTIFUL DREAMER(GLAY)、Be Yourself!、BEAT YOUR HEART(V6)、Beautiful(倉木麻衣)、Beautiful You、Bolero(東方神起)、BELIEVE(渡辺美里)、BELIEVE(玉置成実)、BE MY BABY(COMPLEX)、BIRTH(KAT-TUN)、BLONDE(中森明菜)、Body&Soul、Breakin’ out to the morning(SPEED)、Best Friend(Kiroro)、Best Friend(西野カナ)、Beautiful days(嵐)、BEAUTIFUL NAME(ゴダイゴ)、BOY MEETS GIRL(trf)、BOYのテーマ(菊池桃子)、BRAND NEW SONG(KinKi Kids)、BREAK OUT!(相川七瀬)、Butterfly(木村カエラ)、Bye Bye My Love(サザンオールスターズ)




<back>

 HOME / ごあいさつ / 自分史(1946〜2002) / 父との別れ / 憂楽帳 / 惰学記 / 父の思い出 / 後援会 / 大きなうた / 余談独談 / 志談 市談 私談

 大橋建一へのご意見等は、こちらから。  E-Mail : info@ken-ohashi.jp url