「友よ 思い出より 輝いてる あすを信じよう そう卒業とは 出口じゃなく 入口だろう 友よ それぞれの道 進むだけだ サヨナラを言うな またすぐに会える だから今は ハイタッチしよう」。AKB48の「GIVE ME FIVE !」は、このサワリ部分が昨春テレビCMなどでさんざん流れたので、私の頭にこびりついている。2012年のAKB48のシングルは、この「GIVE ME FIVE !」(2月)に始まって、レコード大賞受賞曲となった5月の「真夏のSounds good !」、8月の「ギンガムチェック」、10月の「UZA」、12月の「永遠プレッシャー」の5曲で、いずれもオリコン初登場1位、ミリオンセラーとなっている。「GIVE ME FIVE !」は最初の2日間で売り上げ100万枚を突破したが、年間総売上枚数は「真夏のSounds good !」に及ばなかった*1。しかし、私は「GIVE ME FIVE !」の方が好きだ。 |
さて、AKB48は2007年のメジャーデビュー以来、毎年春先に卒業と別れがテーマの曲を出してきた*2。その第5作が「GIVE ME FIVE !」で、テーマは前4作同様、桜と別れだが、タイトルが横文字になり、「桜」という文字が消えたことが前4作との大きな違いだ。 |
しかも歌詞には「GIVE ME FIVE !」という言葉はない。そもそも「GIVE ME FIVE !」はどういう意味なのか。実は私も初めて知ったが、米国の俗語では5本の指をfiveと表現することがあり、five=片手の意味で使われる。日本で言うハイタッチは厳密にはhigh fiveだそうで、 give me fiveは日本的に言えば「お手を拝借」だが、「手と手を合わせよう」、さらに「ハイタッチしよう」の意味にもなる。歌詞と曲のタイトルがやっとつながった。 |
話は変わるが、峯岸みなみ坊主頭騒ぎの陰に隠れて、メンバーでは最も私の好みだった板野友美のAKB卒業発表がほとんどマスコミに取り上げられなかった。あれが偶然ならトモちん*3が気の毒だが、何らかの裏事情を隠すための陽動作戦という深読みもできる。 |
|
|
※曲名が「G」で始まる歌(なお、次回以後このコーナーを縮小します)
GANG*(福山雅治)、GENIE、GEE(少女時代)、GENERATION GAP(V6)、GET BACK IN LOVE(山下達郎)、GET CRAZY! (プリンセスプリンセス)、GET GOOD GET GOD(バブルガムブラザーズ)、GET MY LOVE!、Give me a Shake 、Grace of my heart(MAX)、Get U’re Dream、GOOD DAY(ZARD)、Get Wild(TMネットワークなど)、GIFT(ミスチル)、GIFT~白~(関ジャニ∞)、GIRL TALK(安室奈美恵)、GIVE ME FIVE! (AKB48)、GLAMOROUS SKY(中島美嘉)、glitter(浜崎あゆみ)、GLOBAL COMMUNICATION(GLAY)、 GLORIOUS(愛内里菜)、GO FOR IT !!(西野カナ)、GO FOR IT, BABY−キオクの山脈−、GOLD(B'z)、 GOLD FINGER’99(郷ひろみ)、Goodbye Day(来生たかお)、Good-bye days(YUI)、Goodbye Yesterday(今井美樹)、 Go to the top(倖田來未)、Grateful Days (Dragon Ash) |