明日  I will support Ohashi For tomorrow. 大橋健一
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市民が主役



惰学記




Help !

 ビートルズ全盛時代の1965年に映画「Help !」(邦題:ヘルプ!4人はアイドル)が制作された。その前年に公開された「A Hard Day’s Night」(邦題:ビートルズがやって来るヤァ!ヤァ!ヤァ!)がドキュメンタリータッチなのに対し、「Help !」はリンゴ・スターが主役のドラマで、リンゴの指輪をめぐって4人がトラブルに巻き込まれるというサスペンス風のフィクションだった。そのテーマ曲が同年4月に録音されたHelp !である。
 テレビの「なんでも鑑定団」のオープニングテーマとしてオリジナル曲が1994年以来ずっと流れているほか、NHKテレビ「英語でしゃべらナイト」でも2003年から07年まで使われた*1。わが国では50年近くにわたって広く知られるビートルズの人気曲である。
 米英では65年7月に、日本でも8月に発売されたこの曲は、オリジナル・シングルとしては10枚目だが、独自にシングルカット盤を出していた米国では17枚目、日本では23枚目のシングルとして発売された。英でのレコードデビューから3年、米でのブレークから2年、日本での最初のシングル*2発売は64年なので、たった1年半で23枚シングルが出たわけだ。当時のビートルズ人気がいかにすさまじかったかを証明する枚数である。
 ジョン・レノンとポール・マッカートニー共作の歌詞自体が、失恋ソングの形を取りながら、過熱した人気に振り回され、自己を見失っていく彼らのメッセージソングになっていて、出だしの軽快なサウンドから、後半になると悲痛な「Help !」という叫びに変わり、初期のビートルズ作品と共通のシャウトになっていくメロディーにもその思いが表れているようだ。ウィキペディアには、ジョンが後に「僕らは豚のように暴飲暴食し太っていく自分自身に失望していた。助けを求めて叫んでいたんだ」と語ったと記されている*3。「ヘルプ!4人はアイドル」という映画の能天気な邦題が虚しく思えるエピソードでもある。
 
*1 ウィキペディアによれば、「英語でしゃべらナイト」は、2001年から3回特番として放映された後、03年3月末から09年3月までレギュラー放送された。レギュラー放送開始から06年3月まで、テーマ曲として「Help!」のオリジナル盤が、06年4月から翌年3月まではから「LOVE PSYCHEDELICO(ラブ サイケデリコ)というユニットのバージョンが使われた。
*2 わが国で最初のビートルズのシングル盤は1964年2月発売の「抱きしめたい(I Wanna Hold Your Hand)」この曲は英国では5枚目、米国では4枚目のシングルで、日本ではその後立て続けに「Please Please Me」(英2枚目、米1枚目)、「She Loves You」(英4枚目、米3枚目)、「Can't Buy Me Love」(英6枚目)、「Twist and Shout」(米6枚目)が発売された。
*3 残念ながら出典は不明である。このあたりの記述はウィキペディアに負うところが大きい。
 
「H」で始まる曲名の主な歌=Harlem Night(大黒摩季)、HEAVEN(浜崎あゆみ)、Hello, Again−昔からある場所―(JUJU)、Hellow,my friend(ユーミン)、HERO〜ヒーローになる時、それは今〜(甲斐バンド)、Hey! Bep-pin(シブがき隊)、Hey和(ゆず)、Hi-Hi-Hi(あおい輝彦)、However(GLAY)、How to be a Girl(安室奈美恵)、How to be a Girl(宇多田ヒカル)



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