明日  I will support Ohashi For tomorrow. 大橋健一
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市民が主役



惰学記




RIDE ON TIME

 山下達郎は1953年生まれだから、今年61歳である。82年に2歳下の竹内まりや*1と結婚しているので、30周年を過ぎてなお仲睦まじい。竹内は「シンガーソング専業主婦」を自称しているようで、山下が活動している時は裏方に回り、竹内が表舞台に出る時期は逆に山下がスタッフに徹するという役割分担が成功して、夫婦関係は至って円満に見える。
 その山下の4枚目のシングルが1980年の「RIDE ON TIME」で、この曲が50万枚を超すヒット*2となって以後は歌手として、また楽曲提供者として、作品数こそ多くないが、今日まで息の長い活躍が続いている。だが、それまでは波乱万丈の人生だったようだ。
 山下は、小学校時代にビートルズやベンチャーズの洗礼を受け、中学時代からポップスに強い興味を抱くようになった。学園紛争の嵐が吹き荒れる高校時代を過ごし、1浪して明大法学部に入ったものの、空気になじめず退学、以後音楽活動に専念するようになった。73年に大貫妙子らとシュガー・ベイブを結成したが、ユーミンや大瀧詠一*3、吉田美奈子らの手伝いやバックコーラスが主な収入源という名もなく貧しいミュージシャンだった。
 売れ始めたのは76年からで、深夜ラジオ「オールナイト・ニッポン」のレギュラーとなり、ソロ活動を開始した。初のシングルは79年1月*4で、「RIDE ON TIME」は80年5月日立マクセルカセットテープのCMソングとしてリリースされた。23年後の93年にこの曲は2003年1月から3月までTBS系で放映された木村拓哉、柴咲コウ、堤真一主演のドラマ「GOOD LUCK ! !」の主題歌としてよみがえり、オリコン13位まで上昇した。
 山下のもう一つの不滅のヒット曲が83年12月発売の「CHRISTMAS EVE」。発売5年後の88年暮れにJR東海のCMに使われてブレーク*5、以後はクリスマスの定番曲として毎年チャートに登場、「80年代に発売されたシングルで国内売り上げトップ」となった。
 
*1 竹内まりや(1955年3月20日生)は島根県大社出身で、高校在学中にAFSの交換留学で米国イリノイ州に1年滞在、慶大文学部に進学後、本格的に音楽活動を始め、78年に23歳でメジャーデビューした。79年の「SEPTEMBER」、80年の「不思議なピーチパイ」がヒットしたが、アイドル的人気歌手という方向性に疑問を感じて一時休業、デビュー当時からアレンジャーとして彼女の音楽活動に参加していた山下達郎と82年に結婚、以後はソングライターとしての活動が中心となった。作品には、岡田有希子「-Dreaming Girl- 恋、はじめまして」、河合奈保子「けんかはやめて」、アン・ルイス「リンダ」、薬師丸ひろ子「元気を出して」、中山美穂「色・ホワイトブレンド」、広末涼子「MajiでKoiする5秒間」、三倉茉奈・佳奈「いのちの歌」など数多くのヒット曲があり、その多くをセルフカバーしている。84年のから出産・育児期を経て87年ごろから歌手活動も再開、ツアーやライブを極力控え、レコーディング中心に素敵な声を披露し続けている。
*2 80年のリリース時には「RIDE ON TIME」はオリコン3位まで上昇した。
*3 大瀧詠一(65)は昨年12月30日、解離性大動脈瘤のため急死した。70年代に細野晴臣、松本隆(木綿のハンカチーフなどの作曲家)、ギタリストの鈴木茂と「はっぴいえんど」を結成して以来、日本のロック、ポップス界で活躍を続け、「君は天然色」「恋するカレン」などのソロヒットのほか、太田裕美の「さらばシベリア鉄道」、松田聖子の「風立ちぬ」、小泉今日子の「快盗ルビィ」、小林旭の「熱き心に」、森進一の「冬のリヴィエラ」などユニークなヒット曲を作曲、提供してきた。
*4 アルバムのソロデビューは76年12月の「CIRCUS TOWN」、78年12月に出した4枚目のアルバム「GO AHEAD!」から「LET'S DANCE BABY」をシングルカットして79年1月に初シングルとしてリリースした。ウィキペディアによると、B面の「BOMBER」が大阪のディスコを中心にヒットし、大阪ではAB面を逆にした盤が臨時発売されたという。
*5 「CHRISTMAS EVE」は83年の初回発売時は「クリスマス・イブ」という仮名書きタイトルだった。86年から90年まで年末に「CHRISTMAS EVE」として毎年発売され、92年、98年、2000年、03年にもシングルが発売された。この間、88年に東海道新幹線の「ホームタウン・エクスプレス(Xmas編)のCM曲となり、爆発的な人気となった。89年以降も「クリスマス・エクスプレス」CMタイアップ曲として長く使用され、クリスマス曲の定番となった。

※タイトルが「R」で始まる曲
Real Face、RESCUE、RUN FOR YOU(KAT-TUN)、Real Thing Shakes(B'z)、real world、Rising Sun(EXILE)、Red Angel(ポケットビスケッツ)、Rain is Fallin’(w-inds)、Reason(玉置成実)、Revive(倉木麻衣)、Ring my bell(矢井田瞳)、RIVER(AKB48)、ROBOT(榊原郁恵)、ROSA(中山美穂)、ROCK‘N ROUGE(松田聖子)、ROMANCE(DREAMS COME TRUE)、ROSIIER(LUNA SEA)、Rule(浜崎あゆみ)、RUNNER(爆風スランプ)、RUNNING TO HORIZON(小室哲哉)


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