明日  I will support Ohashi For tomorrow. 大橋健一
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市民が主役



惰学記




Tie A Yellow Ribbon Round The Ole Oak Tree

 タイトルが「T」で始まる曲で、ぜひとも触れたいのがこの曲だ。邦題は「幸せの黄色いリボン」。山田洋二監督の名作映画「幸せの黄色いハンカチ」の元となったピート・ハミル*1の短編「Going Home」を歌にした1973年の全米ナンバー1ヒット曲で、ドーンというグループ*2が歌っていた。歌詞は、刑務所出所前、故郷の恋人に「もし、自分の帰りを望むなら、木の幹に黄色いリボンを結んでおいてほしい」と手紙を出した男が、バスで故郷の近くまで来るが、勇気が出ず、運転手に頼んで木を見てもらったら、幹には黄色いリボンが百個ほども結ばれていたという物語で、山田作品はこの筋を基に挿話を交えた。
 黄色いリボンは元々、米軍の騎兵隊の制服についていたものらしく、それと同じものを兵士の家族が身につけ、戦場に送られた兵士たちの帰還を心待ちにしている思いを表したこと*3から、国家の命令で離れ離れになった家族を待つことのシンボルとなったようだ。
 さて、黄色いリボンは、襟などにつけるピンバッジとして広まり、それぞれにメッセージを込めた色違いのバリエーションが生まれた。最も有名なのは乳がん早期発見キャンペーンのピンクリボンだが、他にも児童虐待防止を訴えるオレンジリボン、エイズ、HIVへの理解と支援を呼び掛けるレッドリボン、北朝鮮による拉致被害者救出を訴えるブルーリボン、臓器移植医療の普及を求めるグリーンリボン、統合失調症など脳や心の病への理解を求めるシルバーリボン、外見では分からない障害を示す透明リボン*4などがある。また、ホワイトリボンのように、途上国の妊産婦の命と健康を守る運動と、男性によるDVなどの女性への暴力をやめさせるキャンペーンの2つに使われているものもある。「本家」の黄色いリボンも、父の日*5のシンボルマークや、障害者の社会参加促進を訴える運動に使われているほか、福島事故以後、脱原発運動のシンボルカラーとしても広まっているという。
 
*1 ピート・ハミル(1935~)は米国のエッセイストで小説家。「Going Home」は1971年、ニューヨーク・ポスト紙に掲載したもので、これを基に2年後ドーンが「幸せの黄色いリボン」をリリースした。なお、ピート・ハミルの妻は日本人ジャーナリスト兼作家の青木冨貴子である。
*2 ドーン(Dawn)はトニー・オーランドがメーンボーカル、テルマ・ホプキンス、ジョイス・ビンセントの2人がバックコーラスという形のトリオで、米国ではTony Orlando & Dawnという名前で活動していた時期が多いが、日本では単に「ドーン」と呼ばれていた。
*3 「世界の民謡・童謡」というHPの「あの名曲の謎に迫る~ドナドナ研究室」コーナーに「黄色いリボンの謎」というコラムがあり、その説を要約するとこういうことになる。
*4 外見上は健常者と変わらないが、発達障害や後遺症などで「目に見えない障害を持つ人」がつけるバッジ。サン・テクジュペリの「星の王子さま」の有名な言葉「大切なものは目にはみえない」という文字が透明なリボンに刻まれている。
*5 兵役からの帰還を願う家族というイメージから派生して、父親を尊ぶ意味で父の火のシンボルマークになったようだ。

<曲名がTで始まる歌>TABOO(倖田來未)、TANGO NOIR、TATOO(中森明菜)、TAKE ME HIGHER(V6)、Tears(X JAPAN)、Temptation~誘惑~(本田美奈子)、The Birthday ~Ti Amo~、THE HURRICANE ~FIREWORKS~、THE MONSTER ~Someday~、(EXILE)、THANK YOU 4 EVERY DAY EVERY BODY(鈴木あみ)、THIS IS A SONG FOR COCA-COLA(矢沢永吉)、This is love,Triangle (SMAP)、Time(KinKi Kids)、Time after time ~花舞う街で~(倉木麻衣)、To be free、Troublemaker(嵐)、TO THE LIMIT(KAT-TUN)、Time goes by(ELT)、Tomorrow never knows (Mr.Children)、TORA TORA TORA(MAX)、traveling(宇多田ヒカル)、Trickster(水樹奈々)、TRUE BLUE (LUNA SEA)、TRUE LOVE(藤井フミヤ)、TSUNAMI(サザンオールスターズ)


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