明日 I will support Ohashi For tomorrow. 大橋健一
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市民が主役

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<13>読書の趣味について

■堅い話が続きましたので、少し目先を変え市長の趣味について聞かせてください。

 趣味は読書、パソコン、音楽鑑賞、映画、スポーツ観戦などいろいろあります。読書は、高尚で堅苦しいものよりも、ミステリーや時代小説などが好きですね。一応は日本史専攻の学生でしたから、歴史物は好きなんです。司馬遼太郎は随分読みましたし、『影武者徳川家康』を書いた隆慶一郎もなかなか面白いですよ。特に、司馬遼太郎の小説は、実証的でありながら架空の人物を設定したりすることで、その時代がどうであったかを、生き生きと伝えてきます。
 ミステリーは、これはもうただ楽しんで読み、どんどんその世界に引き込まれることが魅力ですね。いい気分転換にもなります。『浅見光彦シリーズ』の内田康夫、『新宿鮫』の大沢在昌などは、ほとんど読んでいます。あ、それから北村薫。自然に国文学の素晴らしさを学べるホンワカした作品もいいし、覆面作家シリーズは楽しく、そして『時』三部作や『盤上の敵』は深みがあり、人間というものを考えさせられます…本の話をするときりがありません(笑)。

■他にお薦めの作家、好きな本は。

 宮本輝。大河小説『流転の海』シリーズ、第四部が終わってまだ続いています。初期の『泥の河』などはいささか重たく感じましたが、神戸の大震災からの再生を描いた『森のなかの海』など、最近の作品は本当に感動させられます。宮本輝の小説のタイトルにはなぜか「海」が付いているものが多い。そのうち和歌山のことを書いてくれないかなと楽しみにしているんですよ(笑)。
 最近のお薦めは東野圭吾。今年はきっと直木賞を取る※と思います。『天空の蜂』『変身』『幻夜』、そしてテレビドラマが始まった『白夜行』。重く暗い話もありますが、引きつけられます。ドラマではなく、東野圭吾の本をぜひ読んでもらいたいですね。

■本を読むのが本当にお好きなようですが、読書の時間はどうやって取っているのですか。

 実は残念なことに、忙しくて本を読む時間がほとんど取れません。それでも、ベッドの横にはいつも五冊ほど読みかけの本が積んであって、寝る前に手に取るのが習慣です。すっと眠れるときがほとんどですが、つい夢中になって読んでしまい、寝られず困ることもあります(笑)。また、出張の際の飛行機、電車、自動車など、移動の時に時間があったら読書しようと思っていますが、仕事の書類にも目を通さなければならないので、なかなかままなりません。

 ※インタビュー終了後の1月17日、東野圭吾氏は『容疑者Xの献身』(文藝春秋社)で第134回直木賞を受章した。

(2月23〜3月2日)

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