明日 I will support Ohashi For tomorrow. 大橋健一
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市民が主役

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<7>市長の校区トーク

■校区トークについて。

 市長に就任以来、市民の方々から直接会って生の声を聞きたいと考えていました。教育のパワーアップを掲げていたこともあり、学校現場で保護者や子どもたちと話す「市長の校区トーク」を思いつき、二年前の二月に吹上小学校から始めました。すでに四十三小学校回ったので、母校の附属小学校も含めあと十校で一巡します。校区トークでは、まず実際に授業を見せてもらった後で、管理職の先生も交え、保護者の方々と率直な意見交換をしてきました。

■どういう声が聞かれますか。

 一つは、やはり子どもの学力の低下について不安を抱いている保護者が多いこと。それからもう一つ、子どもの安全について非常に皆さん心配されているということです。

■校区トークで授業を見た感想を。

 算数や国語は、どの教室もよく手が上がり、素晴らしいです。ただ、総合学習でパソコンを使う授業では少し気になることもありました。みんな一生懸命パソコンに向かって何かしているのはいいのですが、美術や工作の作品を黙々と作っているような感じで、あれだと自習と変わらないと思いました。授業でパソコンをどう使えばいいかということは、まだ研究途上だと思いました。逆に感心したのが音楽の授業です。

■どういう点に感心しましたか。

 音楽の授業では、普段やんちゃで先生を困らせるような子どもたちでも、楽器を持って演奏パートを担当し始めると、とてもよく練習し、心を一つにして一生懸命合奏します。集中力がつくのだと思います。合唱でも、歌詞をしっかり覚えますね。子どもたちと一緒に私も歌うこともあります。私は子どものころ実は音痴で(笑)、音楽の授業はあまり好きではなかったのですが、今は、音楽は集中力や反復練習、記憶といった勉強の基礎を身につけられる素晴らしい科目だと感じています。音楽の授業にそういう効果があることは、校区トークでの新たな発見でした。
 新年度から立命館小学校の副校長に就任する「百マス計算」で有名な蔭山英男さんも、反復練習の大切さを、それこそ繰り返し述べておられますが、私も全く同じ思いです。音楽は、スポーツほどには能力差が出ず、みんなで一生懸命に集中し、楽しんで練習できるので、あれこそ教育の基本ではないかなと思います。

■授業の途中で「市長へのお尋ねコーナー」もあるそうですが、どんな質問が出ますか?

 いちばん多いのは「市長の仕事って、どんなん?」です。「市長にどうしてなったの?」「市長の給料は?」等、いろいろです。私は、夢と希望を持つことの大切さを語ろうと心がけています。私自身、子どものころの夢が新聞記者になることだったので、そのことを話し、夢をかなえるには夢を持ち続けることが大切だと伝えるようにしています。

■子どもの安全対策について、市長はどのようにお考えですか?

 ある校区トークで、保護者の一人がこんな話をされました。登下校時の子どもに道端で「おはよう」と声をかけた時、「おはようございます」と子どもが返してくれれば、その子のことが気になるので、姿が見えなくなるまでずっと見送る。反対に、「おはよう」と声をかけても返事がないと、大人の側は「何や、この子は」と思ってそっぽを向いてしまうので、子どもがどこへ歩いていったか分からなくなる。あいさつ一つが子どもの安全を守れるかどうかに関わってくると言うのです。それを聞いて私は「これだ」と思いました。

(12月8〜22日)
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