I will support Ohashi For tomorrow.
  HOME / ごあいさつ / 自分史(1946〜2002) / 父との別れ / 憂楽帳 / 惰学記 / 父の思い出 / 後援会 / 大きなうた / 余談独談



三社参り

 小さいころから、「除夜の鐘」が鳴り始めたころ、父と一緒に初詣に出かけるのが習慣だったので、お正月に3つの社寺を回って初詣する「三社参り」はごく一般的な風習と思い込んでいたが、辞書に「三社参り」は載っていなかった。これは私には驚きだった。
 それというのも、前にも書いたが、市内東部の三つの神社、日前・国懸(ひのくま・くにかかす)神宮=通称・日前宮(にちぜんぐう)、竈山(かまやま)神社、伊太祁曽(いたきそ)神社を回ることを、昔から市民は「三社参り」と言い習わしており、今から90年前の1916(大正5)年に開業した現在の南海貴志川線(4月からは和歌山電鐵貴志川線)の前身「山東軽便鉄道」は、「市民の『三社参り』の便のために敷設された鉄道」と、ごく普通に言われていて、いろいろな資料にもそのように記されているからである。
 まあ、それはそれとして、除夜の鐘の直後とはいかなかったが、ことしは元日に「三社参り」に出かけた。日の出前、和歌山城内の砂の丸広場へ行き「新春歩こう走ろう会」の開会式であいさつした後、城の周囲2.5kmを歩いてから帰宅。お雑煮を食べたあと妻の運転でJR和歌山駅まで行って、南海貴志川線で日前宮、竈山、伊太祁曽の順に回った。もちろん1人500円で1日乗り放題の「初詣フリー乗車券」をあらかじめ購入していた。
 電車が大体30分間隔なので、三社最寄の各駅で降りて参拝し、30分後の便で移動するパターンで順番に参拝した。和歌山−伊太祁曽間の所要時間は約20分なので、三社を回った乗り換え時間計90分と電車の往復時間40分を足した2時間10分で三社に参ってJR和歌山駅に戻ることができた。もっとも、竈山神社は駅から徒歩9分ぐらいかかるので、30分で往復するのはかなり厳しかった。竈山神社に向かう県道は、初詣の車が列をなしていたので、駆け足で駅を目指しているわれわれ夫婦の姿を車窓から目撃した人がいるかもしれない。竈山では、もうひと電車待って60分余裕を持った方が無難である。
 残念だったのは、電車で三社参りをする「同志」があまり多くなかったことである。朝の「歩こう走ろう会」でも「これから貴志川線で三社参りする。皆さんもぜひどうぞ」とあいさつしたし、元日にテレビ和歌山で放映された特別番組での貴志川線を継承する和歌山電鐵の小嶋社長、住友金属和歌山製鉄所の田中丸所長との対談でも、私は電車での三社参りを視聴者に勧めたのだが、乗客数は乗った3列車、すれ違った列車とも平常より少し多い程度で、「乗って残そう貴志川線」という運動の熱気を感じさせる程ではなかった。
 なお、言うまでもないが、三社参り終了後、市内の他の神社も車で順にお参りした。
              *         *         *
実は新年最初の余談独談で「三社参り」の話を書くつもりだったが、突然のホリエモン騒動について書いたために、時期が大幅にずれてしまった。お許し願いたい。


フリー切符=三社参りに使った南海貴志川線の1日フリー乗車券
<back>
 HOME / ごあいさつ / 自分史(1946〜2002) / 父との別れ / 憂楽帳 / 惰学記 / 父の思い出 / 後援会 / 大きなうた / 余談独談

 大橋建一へのご意見等は、こちらから。  E-Mail : info@ken-ohashi.jp