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和歌山弁
![]() 「持ち歩きペラペラ和歌山弁」では和歌山弁の語法の特徴を大きく3つ挙げている。 (1)言葉を短くしたがる。「小さい」は「ちさい」、「豆腐」は「とふ」となり、文末では「〜じゃないか」「〜でしょう」「〜ですよ」など、自分の考えを相手に伝えて同意を求める時に「〜やいしょ」「〜ったいしょ」、女性言葉では「〜やして」「〜やいて」を使う。 (2)言葉が連なって発音が変化する「音便」が多用される。たとえば「〜ている」が「〜ちゃある」▽「〜でいる」が「〜じゃある」▽「〜だよ」を「〜じょ」▽「〜したよ」が「〜しと」▽「〜だろう」が「〜ろ」となる。 (3)末尾の「ら」が「等」以外の様々な意味に使われる。「〜しようよ」の意味で「〜しょーら」(「行こう」は「いこら」)▽「〜しているよ」という時に「〜してら」▽相手に聞く時に、例えば「何を食べようか?」が「何食べら?」となる。 ![]() しかし、荒っぽい表現ばかりではない。「ごちそうさん」への返事には「よろしゅおあがり」、「おおきにやで」など感謝の言葉に対しては「どちらいか」という含蓄ある返礼の言葉がある。「どちらいか」を最初に聞いたときは意味が分からなかったが、お礼を言われて恐縮して「こちらこそありがとうございました」という気持ちを伝えるせりふなのだ。 ところで、不思議なのは「きょう」のことを「きょうわ」と言うことだ。毎朝、役所に出かける車の中で日程確認をするが、随行の秘書は必ず「きょうわの予定ですが」とか、「きょうわは朝8時半から…」と切り出す。最初は言い間違いか口癖と思っていたが、誰と話しても「きょうわは」と言う。書く時は普通に「きょうは」と書くのに、謎である 。 |
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![]() 選挙時に作成した政策宣言にも「『どちらいか』のようなやさしい言葉を大切にする和歌山市が大好きだ」と書いた |
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