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冬至

 先週の土曜日、12月22日は冬至であった。通常の年なら夏至に当たる6月22日が自分の誕生日のせいか、季節の移り変わりには昔から関心があり、「7月や8月の方が暑いのに、なぜ夏至は6月なのだろう?」とか「本当の寒さがやってくる前の12月に冬至が来るのはどうしてだろう?」といった素朴な疑問を、幼いころから持っていたように思う。
 この答えは、簡単に言えば、1日のうち太陽の高さが一番高いのは正午だが、一番暑いのは午後2時ごろになるのと同じということである。もう少し詳しく説明するなら、暑さ寒さは地球を取り巻く空気の温度で決まるが、その空気は、太陽が直接温めるのではなく、まず地面が太陽の熱を吸収して、その地面が放出する熱によって温められるので、時間差が生じることと、空気には温まりにくく冷めにくい性質があり、地熱を吸収してから実際に温度が上がるまでに時間がかかり、冷める時も同様に時間差があるということである。
 さて冬至は言うまでもなく、1年中で一番昼が短い日である。07年12月22日の和歌山市の日の出は7時1分、日没は16時54分、東京は日の出が6時47分、日没は16時32分である。和歌山は日中が9時間53分で、東京となると9時間45分しかないわけである。
 では冬至の日が日の出が最も遅く、日の入りが一番早いかというと、これがそうではないから不思議だ。国立天文台の暦計算室というHPによると、和歌山では日の出が一番遅いのは年が明けて1月4日から13日までの7時6分、東京でも1月2日から14日までの6時51分であり、日没が最も早いのは和歌山では12月4日から7日までの16時49分、東京は11月29日から12月13日までの16時28分となっている。秒単位までの表示がないので、あとは推測するしかないが、それぞれのちょうど中間の日あたり、すなわち日の出は1月8日ごろが最も遅く、日没は12月6日あたりが最も早いと言えそうだ。
 なぜこういうことになるのかの説明はかなり難しい。地球は天の赤道に対して23.4度傾いた形で1日1回自転しながら太陽の周りの楕円軌道を365.2422日かけて1周している。傾きがあることと楕円軌道であることが影響して、地球から見た太陽の見かけの動きの速度は一定ではなく、太陽が東から昇って西へ沈む間に真南を通る時刻(南中)は、正午を挟んで早くなったり遅くなったりを年に2回繰り返している。夏至の前後と冬至の前後は南中が遅くなっていく時期だが、遅くなる程度が夏は最大10分なのに冬は31分もある関係で、夏至の場合はその約1週間前に日の出が最も早くなり、約1週間後に日没が最も遅くなる。これに対し、日没が最も早くなるのは冬至の約半月前で、日の出が最も遅くなるのは冬至の約半月後となるらしいのだが、分かりやすく説明するのは至難の技である。
 冬至といえばゆず湯である。風邪をひかぬよう十分温まって良い新年をお迎え下さい。


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