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紅白歌合戦
 皆様あけましておめでとうございます。今年はいろいろ大変な年になりそうですが、コラムは頑張って書き続けたいと思っています。どうか倍旧のお引き立てをお願いします。
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さて、今年も正月は元日が朝早くから恒例行事で忙しく、お屠蘇とお雑煮を祝った後も昼寝もせぬまま旧市内や私の住まい周辺の神社に初詣に出かけて、あっという間に終わってしまった。2日には早くもお葬式があり、昼過ぎには久しぶりに娘が東京から帰ってきたので、夜みんなで食事に出かけ、3日も和歌山電鐡貴志川線で、たま駅長の執行役員就任式に行き、沿線の三社詣もしたので、余り自宅でゆっくりとできない三が日だった。
ただ、大晦日は久しぶりに日程が何もなく、のんびりさせてもらった。真面目に?酒も飲まず、撮りだめたDVDを朝から見続け、夜はNHK紅白歌合戦を最初から最後までじっくり見た。だが、はっきり言って紅白は全然面白くなかった。第60回記念ということだったし、ベテラン歌手の選曲はその人の代表曲が多く選ばれていたので期待していたのだが、大ハズレの印象である。冒頭から加藤清史郎君が出てきて「開始宣言」のあと、「ポニョ」の大橋のぞみちゃんと一緒に「こども司会者」をやるというのがいかにもあざといし、ゲスト審査員が次々主役のような顔をして出てきて、何かしゃべるのもいただけない。
テーマが「歌の力∞無限大」で、当初は「応援合戦などのアトラクションを極力取り除いた歌本位の構成となる見込み*1」だったのに、結局は肝心の歌そっちのけで、大ベテランの何人かを除き、ほとんどの歌い手が1コーラス半しか歌わせてもらえなかったのが最も不満なところで、じっくりと曲を楽しむ雰囲気とは程遠かった。ベテラン以外で特別扱いされたのは倖田來未、ドリカム、SMAP、嵐、AKB48、NYCboysで、2曲以上メドレーで歌った。嵐までの4組は許せるが、AKBやNYCまで優遇されたのは?である。
香取慎吾が「こち亀*2」の両津勘吉巡査の扮装で「こども紅白歌合戦」の審査員として登場したのもシラけたし、意見が分かれるところだが、SMAPによるマイケル・ジャクソン追悼のスペシャルステージも時間が長すぎたように思う。ついでに言えば昨年亡くなった国民栄誉賞の森繁久弥をマイケルの添え物みたいな形で扱った*3のも感心しない。
紅組は、いきものがかり「YELL」、木村カエラ「Butterfly」、アンジェラ・アキの「手紙〜拝啓 十五の君へ〜」など素晴らしい歌が多く、平原綾香、坂本冬美、中島美嘉、絢香、ドリカムらも素晴らしい熱唱だったと思うが、スペシャルゲストのスーザン・ボイルが場違いで、白組サプライズゲスト矢沢永吉*4と比べるのも気の毒な印象だった。紅組5連敗は番組構成が原因だったように思う。いずれにせよ、もっとじっくり歌を聞きたかった。

*1 昨年9月に「歌の力∞無限大」というテーマが発表された時は、当然歌中心の構成となると考えられていた。
*2 33年以上少年ジャンプに連載されている秋本収の人気漫画「こちら葛飾区亀有公園前派出所」は略して「こち亀」と呼ばれる。これが原作のTVドラマが昨年8月からTBS系列で土曜日20時から8回放映され、香取慎吾は主人公の両津勘吉役を演じた。
*3 昨年逝去した忌野清志郎、加藤和彦と並んで森繁久弥の名前もテロップで流れ、それだけでマイケル・ジャクソンの追悼ステージと展開した。
*4 矢沢永吉は歌詞を間違えたが、「そんなの関係ねえ」ような貫禄の歌唱で、場の空気をさらった。


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