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園遊会
 10月13日に赤坂御苑で催された天皇・皇后両陛下主催の秋の園遊会*1に、妻と2人で初めて出席させていただいた。ご案内をいただき、まず気になるのは服装である。妻は留袖の着物にしたが、男性はモーニングか紋付き袴、背広も可とある。迷った末、三つぞろいの略礼服を新調したが、会場に行ってみると、男性は圧倒的にモーニング姿が多かった。
 前夜関西空港を出発して都内のホテルで一泊、妻は朝、宅配便で送っておいた留袖の着付けをホテルの美容室でしてもらい、ハイヤーで会場に向かった。あらかじめ宮内庁から送られた乗り入れ許可証*2に駐車場所を示す番号があり、その番号によって誘導される。
 招待客は約2,000人。夫婦連れでない人もおり、1,000台を超す車が園内に入る*3計算で、開門予定の午後1時には、受付まで続く別天地のような森林が既に渋滞していた。「明治以前は紀州藩の屋敷だった場所*4だから、こっちが本家筋だ」などと冗談を言いながら、10分近くかかって受付に到着した。随行の秘書班長もハイヤーも、ここから駐車場のある場所まで引き返す。あとは夫婦だけで総面積約51f*5もある広い園内を歩くことになる。
 あちこちのテントに軽食や飲み物が用意されているのを横目に、カメラマンが大勢集まっている場所まで歩き、3時予定の両陛下や皇族方ご到着まで50分余、続々とやって来る人を見ていた。今回の話題の招待者は「なでしこジャパン」の佐々木則夫監督と澤穂希選手である。今か今かと待っていたら、先に元大関魁皇の浅香山親方が通り、2時50分ごろ佐々木監督夫妻が、そして少し遅れて澤選手が通った。水色の振袖姿である。周囲からどよめきが起こり、デジカメや携帯のシャッターが一斉に押された。ドジなことに私は澤選手が通りすぎてからデジカメの電源を入れる始末で、絶好のシャッターチャンスを逸した。
 澤選手ら「お声掛け」があると決まっている人々はカメラマンのたむろする場所の正面に案内され、周囲はものすごい人だかり。何とか澤選手を撮ろうと通路に出て四苦八苦しているうちに*6、両陛下を先頭に皇族方がお見えになった*7。「お声掛け」予定のない人にも胸の名札を見て気さくに声をおかけになる。私の隣にいた車いすの女性には、天皇陛下も皇后陛下も皇太子さまも秋篠宮ご夫妻も常陸宮ご夫妻もお気遣いの声をかけておられた。
 皇后さまは隣の私の名札を見て「お水、大変でしたねえ」と声をかけてくださった。「植樹祭の時はありがとうございました。和歌山市は台風被害がほとんどなかったのですが、紀伊半島南部は大変です」と緊張しつつも何とか話すことができた。今年農業コンクールで会食の機会があった秋篠宮さま、一昨年、「発明の祭典inわかやま」で来訪された常陸宮さまからも声をかけていただき、当日の天気同様晴れ晴れとした気分で園遊会を満喫させてもらった。帰り際にテントに寄ってつまんだ御料牧場産の炭火焼き鳥もおいしかった。
            ×       ×       ×
 都合で余談独談が2回続くことになった。次回と次々回は惰学記となる予定だ。



*1 毎年なら春秋2回開催されるのだが、今年は東日本大震災のため、春は中止となったので、1年ぶりの園遊会である。
*2 緑色とピンク色の2種類あり、色で入る門が区別されている。私のハイヤーは緑の834番で、西門から入った直後に係員が「834番」とトランシーバーで受付に伝えていた。
*3 国会議員はバスに乗り合わせて来たようだが、あとはマイカーかハイヤーである。
*4 赤坂御用地と、これに連なる迎賓館の一帯は、江戸時代は紀州徳川家の中屋敷で、正門のある東側の外堀通りに「紀之国坂」と書かれているのは、その時代の名残である。維新後、明治政府が接収、皇室に寄進した。1873(明治6)年に火事で皇居が焼失してから新宮殿が完成するまで約15年間は、この地が皇居となっていた。
*5 甲子園球場39個分の面積だが、これでも皇居と比べると40%くらいの広さしかない。
*6 澤選手の写真はこの間に何とか1枚だけ撮ることができた。
*7 御用地北側の東宮御所の方からお出ましになったようだ。私たちが立っていた場所より少し入口に近い方に国会議員が大勢いる場所があり、細野、安住、蓮舫各大臣の姿もこのあたりで見た。ちょうどその上の少し丘陵になっているところで、文化勲章や大きな勲章の受章者のごあいさつを受け、その後降りてこられた。


10月13日、坂本冬美のふるさと上富田町の小出隆道町長夫妻と園遊会場でバッタリ出会い、記念撮影


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