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中核市サミット
 全国に41ある中核市*1の市長が一堂に会して地方分権の伸展や財政、福祉、環境、防災、少子化対策、まちづくりなど諸課題について意見を交換し、中核市として今なすべきこと、国に対して求めるべきことなどをアピールするイベント「中核市サミット」が11月1日に、中核市市長会議が2日に、いずれも和歌山市のホテルで開催された。現在私は中核市市長会の会長を務めており、会長兼サミットのホスト役として緊張の2日間だった。
 サミット直前まで超多忙だった。10月20〜21日は宝塚市で近畿市長会、23日は和歌浦ベイマラソンで、私自身も2km走った*2。25日からは友好都市訪問団長として中国・済南市を訪れ、26日に見学と歓迎会をこなし27日早朝、一行と別れて済南空港から韓国・仁川国際空港に飛び、中部国際空港行きに乗り継ぎ帰国、中部から大分空港に直行した*3。
 28日が大分市の市制100年記念式典の日で、中核市市長会の重鎮である釘宮磐・大分市長から来賓として招待を受けた。サミットが近いこともあり、無理して出席、式典終了後、日豊本線、山陽新幹線経由で新大阪から「はるか」に乗り継ぎ、21時過ぎ帰宅。土日は例によって行事が多々あり、準備もそこそこに11月1日のサミット当日を迎えてしまった。
 午前中は年3回開かれる中核市市長会のプロジェクト会議*4。引き続きサミットのメーンイベントである4つの分科会ごとの打ち合わせを兼ねた昼食会と進み、サミット開会式となる。まず私が会長と開催市長を兼ねての歓迎あいさつ、総務省の久元喜造自治行政局長と仁坂吉伸県知事が来賓あいさつ、中核市制度の生みの親・元内閣官房副長官の石原信雄(財)地方自治研究機構会長*5が基調講演を行い、分科会に移った。開会式には32市の市長21人、副市長10人と参加各市の市関係者*6、市議会議員らに加え地元和歌山市の関係者・一般傍聴者計550人が集まり、多くの方が4つの分科会にも分かれて出席してくれた。
 私の参加した第2分科会は、昨年まで中核市市長会のメンバーだった白井文・前尼崎市長をコーディネーター*7に迎え、8市の市長・副市長が「これからの財源確保と事業選択について」をテーマに意見交換した。それぞれの市の行政改革努力や、抱えている課題が良く分かり、私自身大変参考になった。他の分科会もそれぞれ熱心な討議が行われた。
 その日はまとめの全体会、レセプション、二次会と夜遅くまで参加者に市内でお金を使っていただき、翌日午前は中核市市長会議として国への要望事項などをまとめ、今後の市長会やサミットのあり方について各市長が日ごろの思いも含め率直な意見を交わした。
 最後は鞄精機製作所と和歌山電鐡葛M志川線の行政視察*8。島社長自身の案内で島精機の工場を見学、貴志駅で「たま駅長」と会見後、「たま電車」内で小嶋社長から地域交通の今後に関する話を聞かせてもらった。両社長のご厚意とご配慮に心から感謝したい。



*1 6月21日の余談独談にも書いたが、人口30万人以上で政令都市未満の都市に中核市加盟資格があり、現在41市が中核市の指定を受けている。なお、他に人口30万人以上だが未指定の市が15ある。
*2 和歌浦ベイマラソンwithジャズは11回目を迎えた今年も12392人がエントリーし、にぎやかに開催された。新設の大阪マラソンが翌週に割り込んできたため参加者減が心配されたが、予想以上の大成功だった。私は今年も2kmジョギングで、14分35秒ぐらいのゆっくりランだったが、後で走っている写真を見ると右足が全く上がっておらず、改めてトシを痛感した。
*3 済南から大分に行く最も早い方法を秘書課で調べてもらったら、上記のルートしかないことが分かった。
*4 毎回のことだが、このプロジェクト会議は時間が何と40分しかない。私は奈良市長が座長の「地域自律に向けた都市制度再編プロジェクト」に属しているが、参加メンバーが1回ずつ発言するだけでタイムオーバーとなり、翌日の市長会でも、多くの市長から改善すべきだという意見が出た。
*5 石原信雄氏は87年から95年まで竹下、宇野、海部、宮沢、細川、羽田、村山の7つの内閣で官房副長官を務めたことで知られるが、官房副長官就任以前は自治省{現総務省}の事務次官で、自治省時代から中核市制度創設の必要性を説き、95年の中核市制度誕生を主導した。中核市サミットでは第1回以来ずっと基調講演と総括をお願いしている。
*6 中核市要件を備えているが未指定で、オブザーバー参加している中核市候補市7市(八王子、四日市、吹田、枚方、豊中、藤沢、越谷)のうちいくつかの市職員も参加した。
*7 他の3分科会のコーディネーターは次の通り。第1分科会「地域住民を守る災害対応」=此松昌彦・和歌山大学防災研究教育センター長(和歌山大学教育学部教授)、第3分科会「地域における地球温暖化対策:持続可能で豊かな地域社会をめざして」=松下和夫・京都大学大学院地球環境学堂教授、第4分科会「少子化と人口問題」=山本健慈・和歌山大学学長。なお第2分科会コーディネーター・白井文さんは現在グンゼ且ミ外取締役で、テレビのコメンテーターも務めている。2期8年勤めた尼崎市長を昨年11月に40歳で退任、兵庫県議だった稲村和美さんが後任の市長となった。2代続けて女性市長となるのは全国初だそうだ。
*8 残念なことに多くの市長は公務の都合で市長会議終了後に帰途に就かれ、行政視察に参加した市長は私も含め7人だったが、スタッフなど総勢70人が見学に加わった。島社長に熱心に質問する市長、たま駅長と記念撮影する市長もいて、満足いただけたと思っている。開催準備に奮闘した市のスタッフに改めて感謝である。


11月1日の中核市サミット第2分科会「これからの財源確保と事業選択について」の会場風景。私も含め、8市の市長・副市長が参加し、会場は大勢の傍聴者で埋まった=左奥の赤いワンピースの女性がコーディネーターの白井文・前尼崎市長


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