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水と空気


 紀ノ川・吉野川の源流の森が奈良県川上村の「三之公」という所にあることは前に惰学記に書いたが、11月7日の日曜日、その三之公にこれからつくる「和歌山市民の森」のオープニング式典に出かけ、参加した約30人の市民と一緒にモニュメントの序幕と記念植樹を行った。民有地で、何十年かにわたって伐採され、荒れてしまった水源地の山を川上村が借り受け、百年がかりの育林を計画している。長い間、紀ノ川の恵みを受けて生命を育んできた河口の和歌山市民として、水資源を守るための川上村の取り組みを少しでも応援したいという思いで、村から1fを「また借り」して、ボランティアの市民とともに森を育てたいと考え、今年度からの新規事業としてスタートしたものである。
 三之公は川上村の役場がある中心部から車で1時間以上かかる山中で、4輪駆動車でしか行けないような難所である。「市民の森」を開くまでには川上村の職員やボランティアの献身的な尽力があった。今年何度も襲ってきた台風のせいで、途中の橋が落ちて、人を乗せたままではバスが通れないような仮橋になっていたし、がけ崩れを大急ぎで修復した所が何ヵ所もあった。市民の森は道路わきの斜面の上にあり、かなり登って行かなければならない。式典を前に和歌山市からもボランティアが現地に何度か出かけ、整地や雑草・雑木の除去のほか、村の人たちと一緒に、斜面を登りやすいような足場作りをしてくれていたので、高齢者でも何とか登って記念植樹をしていただくことが出来た。
 除幕したモニュメントは、自然を損なわないように、川から取ってきた石をベースにしたもので、「清水さん」という清流にふさわしい姓を持つ市内の建築設計家の応募作品。市民一人一人が植樹した場所に埋めた名札はその辺に転がっている木の枝を削って名前が書けるようにしただけの素朴なもので、参加者全員に私が手渡した記念品も「植樹証明書」というカード1枚である。これからのイベントはこうでければいけないと思った。
 10月21日には「全国自治体低公害車普及政策促進サミット」を初めて開催し、札幌、横浜、名古屋、京都、大阪、神戸、福岡の政令指定7市の幹部とともに、地球温暖化と大気汚染を進行させないように、空気中のCO2やNOIを削減し、京都議定書の目標値を達成するために自治体としてどう取り組むべきか意見交換した。「環境の時代」と言われ、地球規模での温暖化や砂漠化が懸念される時代にあって、効果はわずかかもしれないが、和歌山市が率先して水と空気を守る取り組みを行っていることを自信を持って伝えたい。
 たまたま10月中旬に、友好都市の中国済南市の招きで初訪中したが、車が急増しているせいかスモッグで空が濁って見えたこと、中国では生水は決して飲んではいけないと言われたことを思い起こすと、水と空気の大切さと有り難さを改めて痛感するのである。


「和歌山市民の森」での植樹風景(11月7日)


「低公害車サミット」の後のレセプションでコーディネーターの奥・長崎大助教授と(10月21日)

除幕されたモニュメントの前で市民の皆さんと記念撮影(同)
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