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現場視聴室

 「テレビリポーター」をやることになった。地元の「テレビ和歌山」が、「市長の現場視聴室」という新番組を、ほぼ隔月(5、6、8、11、12、2月の年6回)の第1日曜日・夕方5時半から放映してくれることになり、先日第1回の収録を終えた。
 就任以来の政策目標である「教育のパワーアップ」「危機への備え」「健全財政と気くばり市役所への改革」「活力ある元気な和歌山市の再建」「環境と都市基盤の整備」「観光の振興」「健康・福祉の推進」の「7つのK」を毎回のテーマに、現場で市民と直接対話し、私の考えを話し、市民の意見・質問・要望を聞くという企画である。
 私は性格的に大風呂敷を広げられるタイプではなく、今の市の財政状態を考えると、夢のような市の将来像を描くよりは、何年にもわたって抱えている数え切れないほどの課題を、身の丈に合わせて一つ一つ片付けていくことが大事だと思っているのだが、前の市長が派手≠ネ人だったせいか、市長就任以来、「顔が見えない」とか、「ビジョンがない」とかマスコミに手厳しく批判を受けてきた。
 マスコミは批判するのが仕事みたいなものだから、「財政再建への具体的なプロセスが見えない」とか、「中心市街地活性化のためにどういう具体策を考えているのか分からない」「教育のパワーアップといいながら教育予算を減らすのでは言行不一致ではないか」といった指摘は甘んじて受けるが、特別会計の累積赤字が180億円を超え、長期債務である地方債残高が3500億円に迫っていて、利払いだけで毎日3000万円、市が新規事業などに使えるお金が、今年度予算では102億円(一般会計全体の7.7%)しかない状況で、こうした批判に明確な答えを出すことは誰にもできないと思っている。
 いま必要なのは、「こんな厳しい状況だけど、市民がそれにめげることなく、故郷への誇りを持ち続け、背伸びしないで和歌山市の持っている良さを生かすまちづくりを一体となって進めれば、必ずこの困難を突破できる」という気持ちを多くの市民に持ってもらうことだと私は思うので、議会の場ではもちろん、市内各地区を回って市民の方々に直接語りかける「地区話」会でも、市内の小学校を順番に訪れ、保護者らと教育談義をする「校区トーク」や、その他市民と直接接する機会あるごとにそのことを訴えてきた。「現場視聴室」は、そういう集会に出られない市民に「顔」を見てもらって、私の考えているところを理解していただく貴重な場として設定したもので、市民の皆さんの反響を期待している。
 「現場視聴室」は現場で視聴する市長の移動部屋という意味の造語、地区話は竹輪のように先の見える話をしたいという願望、7つのKや校区トークも私が作った語呂合わせである。新聞社で駄洒落見出しを長くつけてきた経験を、こんなところで活用している。

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