I will support Ohashi For tomorrow.
 HOME / ごあいさつ / 自分史(1946〜2002) / 父との別れ / 憂楽帳 / 惰学記 / 父の思い出 / 後援会 / 大きなうた / 余談独談



名人戦

 森内俊之名人と挑戦者の羽生善治四冠(王将・王位・王座・棋王)という現在の将棋界を代表する2人が雌雄を決する第63期将棋名人戦の第3局が5月12〜13日、和歌山市のホテルアバローム紀の国で行われる。将棋のタイトルは現在、名人を始め竜王、王将、王位、棋聖、王座、棋王があり、7大タイトルと呼ばれるが、中でも名人戦は歴史が古い。
  他のタイトル戦がいずれも戦後生まれなのに対し、最初の名人位争奪戦は1937(昭和12)年にさかのぼる。江戸時代初期から続く家元制終身名人の流れを汲む13世名人・関根金次郎が棋界改革のため名人位を返上し、実力制名人誕生の道を開いたのである。
  初代実力制名人は木村義雄(通算8期)で、以後、塚田正夫(2期)、大山康晴(18期)、升田幸三(2期)、中原誠(15期)、加藤一二三(1期)、谷川浩司(5期)、米長邦雄(1期)、羽生善治(4期)、佐藤康光(2期)、丸山忠久(2期)、森内俊之(2期)の12人が名人位に就いたが、永世名人の資格がある通算5期以上は木村(14世)、大山(15世)と現役の中原、谷川の4人だけだ。7大タイトルでは最も歴史の浅い竜王戦(1988年スタート)が賞金額としては一番高いので、「名人・竜王は同格」というのが日本将棋連盟の建前だが、竜王戦も含め他の棋戦はプロ棋士(四段)になった年から挑戦権獲得のチャンスがあるが、名人挑戦者決定リーグ戦であるA級順位戦に出られるのは10人で、四段から毎年昇級してもA級入りには最短5年かかるため、名人位は最も権威があるとされる。
  今回の名人戦は、和歌山城の「城フェスタ」の一環として開かれる。和歌山市内で名人戦が行われたのは1949年4月の塚田−木村戦第3局以来で、実に56年ぶり。県内でも16年前に白浜で谷川−米長の第4局が行われて以来である。300年前に紀州徳川家五代藩主となった吉宗が将棋好きで、後に八代将軍として江戸城に入ってから、 毎年11月17日に「お城将棋」という御前対局を実施したことから、将棋連盟はこの日を「将棋の日」と定めている。この徳川吉宗にちなんで、今回の和歌山市での開催が決まった。
  11日には前夜祭が同じホテルで開催され、勝負が決まる13日には大盤解説会が午後2時から行われる。14日の土曜日は朝から谷川浩司九段、脇謙二八段、神崎健二七段、村田智弘四段、村田智穂女流初段らを迎えて、和歌山城二の丸広場で「吉宗杯将棋大会」「81面指し指導対局」「席上対局」なども開催されることになっている。
  今期名人戦は羽生先勝のあと森内が第2局を制して1−1のタイ。第3局は7番勝負の帰趨を左右する大一番となるので、将棋好きの方が多数来てくださることを期待している。
  ところで、江戸時代の将棋の家元は大橋家といい、初代名人は「大橋宗桂」と名乗ったが、私とは縁もゆかりもなく、スポーツと同じで、私は将棋も「見るだけ」である。


名人戦第3局の案内チラシ
<back>
 HOME / ごあいさつ / 自分史(1946〜2002) / 父との別れ / 憂楽帳 / 惰学記 / 父の思い出 / 後援会 / 大きなうた / 余談独談

 大橋建一へのご意見等は、こちらから。  E-Mail : info@ken-ohashi.jp